第3話 「だーくそうる」


メリアの村の関所長ダリオが冒険者たちに語るには

・最近魔神が増えてきて対処できない

・このままだとある魔法を封じているコールゴッドがたりなくなる。

・なので、原因を突き止め、解決してほしいとのこと。


ローロ「『ある魔法?』」

ダリオ「デーモンルーラー第7階梯『ダークソウル』だ」

ペル「魔法を封じる?」


GM「私はルールの版上げもシナリオのネタにするので」

  「例えば2.0から2.5になるときに戦闘特技のルールが変わったら」

  「古代神のコールゴッドとか始まりの剣を使用して《世界の法則》を変更します」

  「グレートキャプチャーとかも弱体化されています」

フィーア「ああ、キルヒアのコールゴッドでこないだやってましたね」

    「行動判定ー4 回避不可で行動可能、に変更になったはず」

GM「私がキャンペーンするラクシアではそうしています」

  「じゃないとユグドラシル相手はニュートラライズ必須ですからね」

ローロ「まあ、そうじゃなくてもほぼ必須だけどね」


GM「まあそれはそれとて ダークソウルがモンストラスロアで復活したので」

  「再び封印したわけですな」

ローロ「まああれじゃあねぇ」


ダークソウル

・行動済の味方陣営を睡眠/気絶させ、魔法をかけると「再び手番を得る」という恐ろしい魔法

 勿論敵に掛けて操ることも出来る。

 リムーブカースやパーフェクトキャンセレーションで魔法を消しても一度かけてもよい。 

 すごい強い。



ダリオ「だからぁー 毎月コールゴッドして封印してるんだけどぉー」

GM「モンロアでメリアが穢れ無しで復活できるようになったからコールゴッドし放題になったので」

  「これこそまさに【祝福】」

  「そして、シャロウアビスが半日+1時間でポコポコ作れることが判明」

ローロ「これが【呪い】?」

GM「しかりしかり! 2.5の売りの一つであるシャロウアビスが簡単に作れることが判明したので、私は仕込んでいたキャンペーンのネタが一つなくなりました!」


フィーア「まだ根にもっていたんですか・・・」

GM「もたいでか! もひとつの売りの鉄道のデータもキングスフォールにのってなかったし!」

  「モンロアにデモルラとドルイドの魔法表もなかったし!」

ローロ「魔法表は欲しかったね 次のサプリにのるんじゃないかな?」


フィーア「愚痴はともかく、このままだと大変なわけですね?」

ダリオ「そうだー」

シエン「話は分かった 斬ればいいんだな?」


ミル「そういうことでしたら私がお役に立てるかと」

ローロ「まだいたのかい? シエンに切られてもしらないよ?」

ペル「あわわわ」

ミル「我々が望むのは知識 その点では今回の魔神共は共通の敵のはずです」

シエン「ふーむ まあそうだな」

ミル「最終的には私は真実に一番近くありたい それがわが望み」

  「ですが、そのためにも無制限の破壊は忌むべきものです」


ローロ「うーん つまり、潜在的には敵かもしれないけれど、一時的共闘ってことかな?」

ミル「それが妥当なところではないでしょうか?」

ペル「思ったよりもいい人(?)っぽいですよ? なかよくできるかもです」

シエン「いや、騙されるな こいつは人間の次に油断ならない存在だぜ」

ミル「手厳しいですね でもその通りでしょうね」

  「わが望みは知識の独占」

  「人族のものも、蛮族のものも果ては神の知識までわがものとしたい」

  「ラーリスに従ってはおりませんが、ラーリスの教えはいまだ我がうちにあります」

  「すなわち神に反するも自由」


ローロ「なるほど 流石は魔神 骨の髄まで狂神ラーリスだ」

シエン「とりあえず、今回は協力することが出来そうってわけだ」

ペル「・・・ じゃあよろしくですぅ・・・」

ミル「今回の情報提供に際し、一つリクエストが御座います」

フィーア「言ってごらんなさい」

ミル「14Lv以上のコンジャラーがいた場合、できれば観察する時間が欲しいです」

ペル「ううう・・ 天敵です・・」

ローロ「ドラコがいるからねぇ」


GM「蛮族のトップ3が躁霊15持ち」

  「必殺ファイターにとっては生きにくい世の中ですな」




・コンジャラー15Lvになると「ドラコプラチニジウム」というゴーレムを作成することが出来る

 これがあらゆる武器魔法からクリティカルを受けないため

 クリティカル無効効果を無効化する能力のないファイターにとってはとてもつらい相手になるわけです。



シエン「頑張って薙ぎ払え 庇えないからな」

ペル「ううう・・・ 簡易戦闘なら・・・ ( ;∀;)」

ローロ「つまり、スティールマインドが欲しいわけだね?」

ミル「ご明察で御座います」

ローロ「なるほど 君は邪悪だ」

ペル「? どういうことです?」

フィーア「ドッペルゲンガーの変身と違い、スティールマインドは記憶が相手からなくなるのですよ」

ミル「つまり、知識を【独占】できるわけですね」

シrン&ペル「あー」


ローロ「まあ、できるだけ善処するよ」

   「それで情報って?」

ミル「相手は今回、【学校】作っているのです」

一同「はあ?」


GM「と、いうわけで次回はみんな学校でお勉強です!」


















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