六. 決して離れないへの応援コメント
お邪魔します!
悲しいけれど、美しくもある物語でした。
立派な榎と藤が瑞々しく咲く情景が目に浮かびます。
作者からの返信
いらっしゃいませ(^^)
地元の神社に「飛龍の藤」というとても立派な藤がありまして、それと民話とが結びついて出来た物語だったりします。
地元の藤のパートナーはシラカシですが、こちらではスクッと伸びる榎にしてみました。
榎の花言葉に「共存共栄」というものもあったので、末長く共にいられますようにと願いを込めて。
六. 決して離れないへの応援コメント
榎が男性、藤の花が女性のように想えますが、そこが反対なのが白紫の美青年ぶりを表していますね。
校庭に藤棚がありましたが、だいたい蜂がいて、あまり長居は出来なかった記憶があります。その蜂が蛇だと想うと、やっぱりキャーッとなりそうです。
わたしはこのお話を中華風のギリシア神話のようだと想って読んでいました。
とても素敵な伝説でした。ありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます。
白紫は色白で上品な美人さんです(*´꒳`*)
藤に集まる蜂といえば、クマバチかなぁ。
温厚な蜂ですが、大きくて羽音も重低音だからびっくりしちゃいますよね。
中華風のギリシア神話!
確かに!小さい頃夢中で読んだ物語の影響が出ているかも知れません。
それぞれのエッセンスを民話ベースの恋物語に昇華出来ていたでしょうか。
読んでくださってコメントまで✨
ありがとうございました。
編集済
六. 決して離れないへの応援コメント
『百花繚乱の本棚』企画への参加ありがとうございます。
蛇と人間の恋模様にドキドキする、それでいてほろ苦くもある切ない物語でした。姿は変わっても、お互いに寄り添いながら生きられる二人は幸せなのではないかと思います。これからも愛を枯らすことなく、いつまでも美しい花を咲かせ続けてほしいですね。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
テーマ性のある企画に惹かれるので、『百花繚乱の本棚』も素敵な企画✨と思って参加しました(*´꒳`*)
皆さん、どんな花を取り扱っているんだろう?
とチラッと見てまわるだけでも楽しいです。
私の花は「藤」。
庭園では品よく華麗に咲く花ですが、実は生命力は強く花言葉は「優しさ」の他に「恋に酔う」「決して離れない」があります。
そんな藤と民話をかけて出来たのがこの物語です。
榎は800年、藤は1,000年以上の樹齢のものもあるので二人はまだまだ一緒にいられる事でしょう。
編集済
三. 恋に酔うへの応援コメント
三輪山伝説に似てますね。
三輪山伝説の原型は崇神天皇の時代、オオモノヌシの妻になったヤマトトトヒモモソ姫(邪馬台国近畿説の立場の方達からは卑弥呼と同一視されている姫)がオオモノヌシの正体を見たら蛇だったという筋です。
『肥前国風土記』松浦郡褶振峯の伝承でも大伴狭手彦の妻、弟日姫子が任那の国に派遣されたはずの狭手彦とそっくりな人と寝て、朝チュンで帰ってくるので訝しんだ侍女が麻糸を弟日姫子の裾に繋げて辿ってみたら沼があって蛇が住んでいて人に化けたというのも三輪山神話の類似話ですね。
我田引水で恐縮ですが、詳しい話は以下に書いた事がありますので、もし興味がございましたらご覧ください。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219091770654/episodes/16816700427505580875
作者からの返信
成る程✨
貴エッセイ、民俗学、割と好きなので興味深く拝読致しました。
確かにお相手が実は蛇⁉︎ というのは、元を辿れば三輪山伝説、オオモノヌシ由来なのかも知れないです。
ちなみに、このお話は地元の民話を大幅アレンジしたものです。
遠い昔、中央から伝わった三輪山の話と菖蒲は邪気を祓うという言伝えが合わさってできたのが、うちの民話なのかもしれません。
当地方の民話も肥前のお話と同様に、蛇をただ「邪」なもの扱いにしているので、そこは仏教の影響があったからかもと納得しました。
※参考までに
拙くて恥ずかしいですが、私がゆる〜く意訳したバージョンの当地方の民話がこちらです。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219889145465/episodes/16816452220080984629
六. 決して離れないへの応援コメント
わぁあすっごい好き!!!
藤の花が咲くのが楽しみです。
とっても素敵な物語をありがとうございます!!!
作者からの返信
コメントに⭐️まで! ありがとうございます。
藤の花、綺麗ですよね。
現代ですと藤棚で楽しむことが多いですが、自生の藤は蔓性なので、他の木に絡んで育ち、美しい花を咲かせます。
その様に色気を感じていたので、当地の民話と合わせてこのような物語ができました。
好きといって頂き、とっても嬉しいです♪
紅蛇様の「精霊たちの森」も楽しく拝読しています。
耳慣れない異国の言葉に響きが、森の空気の透明感にマッチしていてとても心地よいと感じています✨
六. 決して離れないへの応援コメント
優れた歴史ファンタジーですね。
わたしにはない才なので羨ましい!
じつは、どういうわけか昔から藤棚の下が苦手で、公園へ行ってもその周辺は避けていましたが、その訳が、いま分かったような気がしています。(;・∀・)
作者からの返信
上月さんのように、人生をかみ締める味わいある話は書けなくて💦
このお話も、ファンタジーで直球な恋です(^-^;
私は、藤棚によじ登って遊んで、叱られるお転婆でした💧
遊んでいると一瞬「蛇かっ!」って錯覚する時があったので使ってみました。
調べると、各地に藤の木と蛇を関連づけた伝説も幾つかあるようで、昔から蛇っぽいと感じる人はいるんだなぁと思いました。
きっと上月さんも無意識に…… 。
蛇の話にも関わらず読んで頂き、お星様⭐️も!
ありがとうございました。
二. 優しい君への応援コメント
砂糖菓子「虹のかけら」、実在ですか?
城下町の和菓子文化に興味があります。
わたしの住む城下町にも銘菓があります。🍵
作者からの返信
「虹のかけら」は創作でした。
霧雨しか降らせられない白紫の能力と、蛇と虹をって字形が似てる!って作った、夢の詰まったお菓子です♪
菓子文化は…… やはり滅亡の影響なのでしょうか。私が通っている和菓子屋さん2軒も創業100年程。栄えたはずのお茶文化を感じる様なお店が無いのです。
唯一、「五郎兵衛飴」という、柔らかい餅のような飴菓子は、鎌倉時代からあると言われています。それは素朴な甘みが美味しいです(*´꒳`*)
しかし、武家文化が薫るものは無いような💦
金沢や松江に旅行に行ったりすると、羨ましく感じる時があります。
編集済
六. 決して離れないへの応援コメント
短いお話ながら、美しさもあり、迫力もあり、おもしろかったです!
蛇の子を産むシーンなど、自分的にはそれくらい深度のある物語が好きで、衝撃的でよかったです。(たいへん悲しく思いましたが……)
そして最後は、二本の樹木となり、永遠の愛へと昇華してゆく。
「夏姫」「白紫」という名前も、後から心に響いてくる、ぴったりな名前だと思いました。
素晴らしい物語を読ませていただきました。ありがとうございました!!
作者からの返信
勿体ないお言葉、ありがとうございます(*´꒳`*)
こちらは、地元の民話「菖蒲湯の由来」のハッピーエンド版を書いてみたい! とチャレンジした物語でした。
幼稚園児の頃から端午の節句の季節には毎年聞いていた民話で、当時は悪いものがつかないように菖蒲湯に入ろう!と無邪気に思っていたのですが、大人になってから読み直すと際どい内容に驚くとともに、何だか蛇さんが可哀想に思えて……。
(しかし、書き上がったのはハッピーエンドというよりビターエンドになってしまった💦)
私はキャラクターに名前を付ける時、インスピレーションでサクッと決める時と、キャラクターの性格や物語のテーマ、見せたいシーンとの関連などを考慮してしっかりめに練って付ける時があるのですが、このお話は後者で拘ってのネーミングでしたので、頂いたコメントにニヤニヤしてしまいました。
「白紫竜と藤の花」は、カクヨムを始めて「書く」ことに何とか慣れてきた私が、背伸びをして書いた思い出深い物語でしたので、目に留めて頂き温かいコメントまで頂戴し、とても嬉しかったです。