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「三. 恋に酔う」への応援コメント


  • 編集済

     三輪山伝説に似てますね。

     三輪山伝説の原型は崇神天皇の時代、オオモノヌシの妻になったヤマトトトヒモモソ姫(邪馬台国近畿説の立場の方達からは卑弥呼と同一視されている姫)がオオモノヌシの正体を見たら蛇だったという筋です。

     『肥前国風土記』松浦郡褶振峯の伝承でも大伴狭手彦の妻、弟日姫子が任那の国に派遣されたはずの狭手彦とそっくりな人と寝て、朝チュンで帰ってくるので訝しんだ侍女が麻糸を弟日姫子の裾に繋げて辿ってみたら沼があって蛇が住んでいて人に化けたというのも三輪山神話の類似話ですね。

     我田引水で恐縮ですが、詳しい話は以下に書いた事がありますので、もし興味がございましたらご覧ください。
    https://kakuyomu.jp/works/16816452219091770654/episodes/16816700427505580875

    作者からの返信

    成る程✨
    貴エッセイ、民俗学、割と好きなので興味深く拝読致しました。
    確かにお相手が実は蛇⁉︎ というのは、元を辿れば三輪山伝説、オオモノヌシ由来なのかも知れないです。

    ちなみに、このお話は地元の民話を大幅アレンジしたものです。
    遠い昔、中央から伝わった三輪山の話と菖蒲は邪気を祓うという言伝えが合わさってできたのが、うちの民話なのかもしれません。
    当地方の民話も肥前のお話と同様に、蛇をただ「邪」なもの扱いにしているので、そこは仏教の影響があったからかもと納得しました。


    ※参考までに
    拙くて恥ずかしいですが、私がゆる〜く意訳したバージョンの当地方の民話がこちらです。
    https://kakuyomu.jp/works/16816452219889145465/episodes/16816452220080984629