第33話
題名を考えるのに時間を取られるのが少しもどかしいので第何話目とこれから書くことにしました
自分の創造力なさからなるものですがよろしくお願いします
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「今日、委員会なので各自委員会所属の人はそれぞれの集合場所に移動するように」
担任の先生が朝礼でそう言った。
僕は、図書委員会だそしてもう1人の人は菫さんだ。
男子と女子の大半は委員会なんてめんどくさい遊べなくなるからやだとか言って手を上げなかった。
僕は、みんなが上げないならはいっと手を挙げた、そして僕が手を挙げた瞬間菫さんがそのまま天井を突き破る勢いで手を挙げたのが見えた
こうして2人は後期の図書委員会となったのだ。
先生が朝礼を終わり、そのまま教室を出て行くとみんな一斉に立って友達などと話し合っていた
僕はそのまま、うんともすんともせずただ机の幾何学模様を見ていると
「主人様」
と声がかけられた
自分の名前ではなく主人様と言ってくる人は菫さんだとすぐにわかる、というか隣の席だし。
「んー?」
ゆっくり菫さんの方を見ると、相変わらず凛々しい目と表情でこちらを見ていた
「本日の放課後、よろしくお願いします」
「あぁ、うんよろしくね」
そんなに固くならなくてもいいのにと思ってしまうくらい菫さんは礼儀が正しい
そういえば、隣に先になってから菫さんのスキンシップがやばすぎるのだ。
授業しているのか、いやらしい店に来ているのか分からなくなってくる菫さんの触り方がどうしても僕の理性を削ってくるのだ。
「菫さん.......」
「はい、どうされましたか?」
うぅ、と俯きながらすみれさんに頼んでみた
「あのぉ.......そのぉ.....」
考えれば考えるほど顔が赤くなってくるのが分かった。
「うぅ.....授業中....その...あんまり触らないで欲しい...かな」
「はっ!まさか嫌でしたか!?」
「いや、嫌じゃないけど.....」
「では何故ですか?」
「その.....恥ずかしいぃから?」
「あらっ....大丈夫ですよ主人様誰もみていないのは私も把握の上していますのでそれとも触られるのは嫌ですけど私のことをもっと触りたいなどがあればぜひ行ってくださいねずっと主人様に触らしてあげますからっ」
「えっとぉ.....出来るだけでいいからね?」
「はい....わかりました主人様」
ほんとにわかってるのかな?......
それから、案の定菫さんの手が伸びないことはなかった。
〜 〜 〜
「では、委員会始めま〜す起立、礼」
委員長さんの......名前は知らないがその人が挨拶をした
今日の方針としては、まずペア決め、そして図書室の貸し出しの時の練習と管理の仕方らしい
「じゃあ、早速だがペア決めをするクラスが違う方もいいがサボるようなやつと組まない方がいいぞ、じゃあ決めてください」
その合図で1人が立つとみんなが立って楽しく話し合っていた
僕の隣にはいつのまにか手を握られている菫さんがいる
「あの....菫さん」
「はいなんですか?」
「この手は......」
僕が手が繋がっているところを見ると、菫さんもそれをみた
「あぁ、これは主人様が離れないようにと私が握りしめていましたの」
「僕子供じゃないんですけど.....」
「いいえ私にとったら主人様は子供以上に大切にすべきお方なのですそんな主人様をほっておけるわけないじゃないですか」
いや、子供の方を大切にしてあげて?
菫さんはもっと僕の方に身を近づけきた
「主人様?ペア組んでくれますよね?」
「うん、僕他に知ってる人もいないし」
見渡す限り、委員会に知ってる人はいなかった、
元々積極的ではない僕に友達がたくさんいるはずもないが。
「うふふっ、ありがとうございます」
コテンと菫さんの頭が僕の肩に落ちてきた
「菫さん?」
「たまには甘えさしてくださいませ」
「..........」
周りはみんな楽しそうにしてるから見られなくてよかったと思った。
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