第2話 久々の鑑定。
んで、仕方なくここにいるって訳よ!全くってか!さ、眷属って嵩でなにも情報もないから改めて呼びだしたんだよ!
だから二日前なんだよ全く手間の掛かる。
それで、分かったのがこの山の守護神の雪豹を探して山を登ってる訳よ。
それがマップに反応しねぇのだよ。
此には参ったぞ!ある程度神さんからはマップに記しをして貰ってるから、その辺を探してるんだけど……。
出てくる魔物はオーガやホワイトベアにホワイトウルフにホワイト・トレント?レアだ!
ってことで大量に爆狩り中なんだよ。
ウサギかわゆす!ペットにしたい!
でも、豹の気配が無いんだよね……。
これは人間に、殺られちゃったかテイムされちゃった感じだよなぁ。
「兄ちゃん…」
「なに?」
「本当に、ここの魔物は白いね?」
「なっ!珍しいから、リリデアで嫌がらせで売り付けてやる!あの糞ギルマス!」
「兄ちゃんまだ怒ってるの?」
「ったり前だろ?」
雪の中をカイトと二人で若干軽装で歩いてる。
これは、俺とカイトの身体に温風の風が巡ってるからだな。
ダウンコートの内側に、温風器が仕込んであるのと結界で雪と風を遮断してるからな。
これも俺仕様だな、本当に魔法って便利だよ。
「兄ちゃん!」
「ん?」
「あ、あれ!ほら、白い中に!」
「ぬぬぬ!ぬぉぉーー!あれはヤバイぞ!カイト急げ!」
雪に足を取られて、走りずらいがなんとか走ってカイトがあれって言った場所まで駆けつける。
するとそこには、探してた雪豹さんめっけ!
でも、殆んど虫の息だよなぁ~。
腹に傷があるし…背中もあるな。
これはヒールで治るか?
「兄ちゃん!この子怪我が……」
「ん……未だ身体が暖かいな!怪我をしてから、そう時間は経ってな筈だな。だったら……【ハイヒール】」
すると豹の身体が光り傷が塞がっていく。
「此でなんとか為るかな?取りあえずここだと無理だから一度鞄に入って貰うか」
「だね、レツ達も居るからなんとか為るんじゃないの?」
まあ、そうだな?
もしかして、今見てるかも知れないから一応神さんボックスの方が良いのかな?分からん。
ま、何処に居れても引き取ってくれそうだよなぁ。
「おし!カイトこのままもう少し狩りして帰るか?後この辺雪で血糊の後消してな?」
「了解!」
「よし………っと、まて……カイト!こっち来れるか?」
「うん!なに?」
「カイト……あれって幻じゃないよな?」
「うん……幻じゃないね?」
はぁ~だよなぁ………全く厄介だよなぁ。
豹を保護した場所から少し離れた山の斜面に、人が転がってるし!くそ……。
「兄ちゃんどうする?」
「取りあえずお前ここに居ろ、俺が見てくる」
「分かった」
そして、雪で谷に落ちないようにフライで少し身体を浮かせて倒れている人の元に到着して倒れる人の様子を確認する。
「おい!君平気か?おい!」
倒れてたのは男の子……年はカイトを拾った時と同じかもう少し上かな?身なりはまあ、普通だな。孤児では、無いのかな?
鑑定した方が早そうだな。
鑑定………。
名前 エルス
年齢 13才
種族 人属獣人属のハーフ。
職種 なし
Lv 8
HP 150
MP 75
スキル
土魔法
剣術 槍術
むむむ、ハーフだと……これはこの山の子供かな?
これは困った。
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