第14話 ギルドの三人娘?

 そして、門番に教わった通りの道をまっすぐ進む。


「ほら、カイト?人が一杯居るぞ!」

「怖いよ、兄ちゃん!」


 ………驚かせたかな?

 だけどそろそろ降りて歩こうよ?俺の腕がヤバイんだよ!

 抱っこする方も大変です。


「大丈夫だから。ほら」


 それだけ言って、カイトを抱え直してギルドの中に入る。

 冒険者ギルドの中に入ると、丁度人があまりいない時間だったらしく空いてたよ。ラッキー!

 子供がいるからお約束は、面倒だ。

 それにしても、良かった!人が多いとカイトがパニックに成るだろうから、本当に空いてて良かったよ。

 受付カウンターを見ると3席有る。

 カウンターに、座る三人お姉さんがニッコリと笑顔を此方に向けてくる。

 なにげに……怖ぇぇ!である。

 さて、何処に行くかな?一人は猫耳…その隣はペッタン娘……ね?その隣は……おお、爆発するぞ!爆乳だね?

 俺的には、はぜろ爆乳だが……ここは、カイトかいるからな、仕方ないペッタン娘かな?クスン。


「すみません……?」

「は、はい!何でしょうか?」ニコリ!

「あ、あの魔物の買い取りを、お願いしたいのですが……?出来ます?」

「ええ、出来ますが……少しお待ちくださいね?」


 待てと言って、席を立つと奥に消えしまい。そして暫く待つと………。


「ねえ、お兄さん?腕に抱いてる子は?なに、にゃ?」


 に、にゃ?ああ、猫耳さんね?獣人だ!急に声を掛けられてビックリした!


「え?あんたに、答える意味ある?」

「そ、それはないにゃ!だけど気に成るにゃ!」

「………個人情報だけど?」

「う!そうにゃ!」


 すると、はぜろ漠乳が、にゃん娘を馬鹿にしだす。同僚と仲良くないの?


「全く……あんたは、直ぐ人の事を知りたがるわよねぇ~?」

「う、煩いにゃ。あんただって気に成るにゃ!」

「フン!この猫娘!ウザイのよ!」


 おや?二人が喧嘩し始めたよ……俺のせいじゃないぞ!

 すると今度は、大声で怒鳴るおっさん登場かよ!も~勘弁してくれよカイトが震えてるぞ!


「煩い!お前らまたか!少しは大人しくしてろよ?ああ、悪りいね?あんたが魔物の売りたいって人か?」


 どうやら、ギルマスのおでましのようだね?

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