第3話 野宿
よし!角兎ゲット!これで今晩は困らんよ!ハハハ!
次は………どこで、野宿するかな?
山の奥深くまで入り獣道を歩く。
小枝や雑草が邪魔に成るので、手持ちの剣で小枝を薙ぎ払いながら前に進む。
そんなことをしながらどんどん道のない、道を行くと目の前に湖が広がる場所に出た。
「おお!ここは良いねぇ!体洗いたいし!行水するか!っとその前に………」
この場所で休めるか確認だな?
水辺の側に行って、水が飲めるか確認する。
「水は………飲めるか?よし!後は何処で……」
回りを見渡すと丁度いい木がある!
「おお!あそこに、ハンモック掛けれる。あそこが良いな!」
丁度良い高さと太さの木が数本……水辺より少し離れた場所にあったので、今日はここで野宿する場所と決める。
そして、ベースを決めると野営の準備を始める。
先ずは、ハンモックをっと………木に登ってロープで固定そして。また反対側に登ってハンモックの片方をロープで固定する!よし!高さもそんなに高くないし良いねぇ。
後は、体を洗いに行くかな?
取り敢えず全裸………とは、成らないでパンツ一枚になって水の中にバシャバシャと、水音を立てて水の中に入る。
「うぅぅぅ、つ、冷たいぃ~でも気持ちが良いねえ………」
暫く体の力を抜いてプカプカと浮かぶ………。
うう!そろそろ体洗って上がるかな?体が冷えてきた………風邪引く。
そして、適当に体を洗って水から出てドライで体を乾かす。
「ふぅ~、さっぱりしたら腹へった!飯、飯!っと」
ハンモックの側で、焚き火を起こす。
「ファイ!」
パチパチと乾いた木が燃えて煙がたつ。
そこに焼き網を設置して、鍋をに水を入れてお湯を沸かし、コンソメと乾燥野菜に塩と胡椒を少し入れてれてスープにする。
これで後は、フライパンに肉を入れと!
ジュー!っと肉が焼ける音がする。
そこに、塩と胡椒を振りかけてじっくり焼くとウサギのステーキの出来上がり。
「おお!旨そうだよ?これは!あとはパンを出して今晩の夕飯です!頂きます。旨いねぇ~だけど………味気ないね?やっぱり醤油味に……あ!今からでも間に合う。味変すればいいか?」
小皿に焼き肉のタレを入れて、肉を付けて食べる!
「うん上手い!あぁ、俺って転生者の息子と転生者(ややこしい)で良かった………こんな何もない山で生きてけるのは、チートのお蔭だよなぁ~!」
ハハハ!俺を追い出した奴らめ!ざまぁ見ろ!
「あぁ、飯が上手い!」
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