第15話 妖退治と参ろうか。

 いろんな所に舞い降りた忍者


 「此処は何処だ?」


 「異世界です。私はファミニア、ジョブは魔法使い。アナタのジョブは?」


「営業をやっている。」


「違うちがう、ここは異世界よ?

アナタは転生したの。ここでのジョブは?」


「…忍者。」


「..そう」


 ウイルスが蔓延したアメリカ


 「ヴー..」


「クソ、いくら倒してもキリがねぇ。

まだ弾はあるか!?」


「ああ、まだ弾は..ぐっ、うぅ..!」


「どうしたマックス!?」

あのときだ。群れから逃げたとき、無傷だと思っていたのに、クソッ!


「大丈夫だ、お前は何ともない。オレたちは生き残って助かるんだ、いいな?」


「ダメだ..俺を撃て、このままじゃお前まで..早く撃てバルバロイッ!」

オレにお前を撃てだと?

小さい頃から一緒だった相棒の事をか?


「馬鹿野郎、そんな事できる訳..」


「ニンッ!」


「え?」


「..へ、やりゃあできるじゃねぇか。」


「いやオレじゃないオレじゃないっ!!」


「危なかったで御座るな、不意打ちのコツは首の裏を刃の先端で狙う事だ。」


「…あ、ああ。」

オレの相棒不意突かれたんだ。


「ではさらばっ!」


「……」

あの武器、何ていうんだろ。



 宇宙人襲来


 「ワレワレハ、ウチュウジンダ!」


 「ニンッ!」


「……。」


「やはり不意打ちに限るな」

忍ぶ者の鉄則で御座る。


今日の忍法

『瞬間刻渡り、稀に不意打ち。』


 




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