第7話 あてにはならない

あてにはならないのです。

お役所とお役人。

ケアマネは制度をはみ出せず。

当然、利用者の生活は、悲惨なものにしかなりません。

あくまでも、自分自身のことですので、しっかりした考えで、進めましょう。

要介護5の介護保険点数を使いきることは、かないきついんです。

要介護5の介護保険点数を使いきるだけの介護業者の人員が必要になるのですが、いないのです。

重度障害者手帳による福祉支援区分は、たしかに手助けになりますが、介護保険点数を使いきってからしか使えません。

ケアマネによっては、申請すらできいものと勘違いして、申請から認定までの間、不便もいいところの生活を強いられることがあります。

要介護5の介護保険点数の使用は約3万2千点。

金額にして約320000円。

介護業者2時間ルールとか、とにもかくにも使い難くしてあります。

ましてや、要介護5の認定など、そう簡単には認めてはくれません。

寝たきりで、排便排尿すらベッド上で行う人でしか認定されません。

排尿は、尿瓶でも認めてもらえることもあります。

排便は、訪問看護師による管理が必要になります。

訪問看護が来てくれるということで、かなり重症なのですが。

お役所お役人は杓子定規ですから。

そこへケアマネが杓子定規ならどうにもなりません。

しかし、概してケアマネは、真面目一辺倒の杓子定規人間が多く、

少し前に申請するということは出来ない人が多いのです。

自然、申請期間が長くなります。

その間、利用者は、お風呂に入れない、食事に介助がつかないなどの弊害が出てしまいます。

筆者は、この間にダイエットが進み過ぎました。

良いのか悪いのか、問題かもしれませんが。

ダイエットというより、病的な痩せ方をしました。

筆者は6ヵ月で20kgの減量になってしまいました。

ケアマネの失策で、1日3食食べられなかったのです。

それから、訪問看護は無理難題の言いたい放題になります。

ヘルパーさん達は、相対的にレベルが低いのです。

なんでもかんでも押し付けては、時間内にできないのです。

それ以前に、作業能力が低いこと低いこと。

吸引器の廃液の廃棄すらまともには出来ない人が多いのです。

ご丁寧な説明書を作っても読まないのですから、できるわけありません。

それでも、高齢者介護ならなんとかなるものです。

単なる高齢者なら、ややこしい機械は入っていませんが、難病患者には、非常にややこしい機械があります。

しかも、命にかかわる機械がほとんどです。

命にかかわる機械が2個以上入っているならヘルパーさんではなかなか難しいと考えられます。

高齢者介護のヘルパーさんは、ヘルパーさん達自身が高齢者ですから。

カップ麺の作り方すらまともにご存知ない方がおられます。

新しい物品はなかなか難しいことが多くなります。

食事は家族が準備できるにこしたことありません。

口に合わないと考えます。

紙オムツの交換も、大きな男性が利用者なら難しいかもしれません。

最近は、紙パンツの普及で、動けない方でもベッドにしがみついてでもなんとかかんとかやる方法はありますが、腕力が必要ですので、高齢者の女性にできるわけありません。

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