第5話 目が覚めたらツーリングに行っていた 1
カチツ!!
メインキーをまわされたと同時に目が覚めた
スターターボタンを押されて心臓が動き出す
キュルルルル ボッボボボボボボッボボボボッボ
ハイ、おはようございます!!
本日も目覚めがよろしい!!
うん、バイクなのね、今日もバイクなのね!!もう起きた時トラックになってても戦闘機になってても驚かないぞ!!
あれれ?このオーナーはなんか見たことあるぞ?有名動画サイトでバイクネタを主に扱ってる人ではないですか!!しかも
でも周りはまだ日が昇らずに街頭が煌びやかに輝いてる
こんな夜中からどこに向かうのか?
そんな疑問も走り出すとすぐに解決した
ヘルメットの中での独り言も全て録音しているらしく、オーナーが説明をしてくれた
こっちから見たら誰に説明してるの?
大丈夫?この人?と思える様子
今回のツーリング内容は
一人で東京都心から盛岡まで冷麺を食べにいく
途中で寄り道もしてご当地料理を食べれたら食べる
宿泊はホテル
道は下道のみ!!
え?と思う内容だけども、そもそも高速に乗れないんだよね
だって、自分の
狩猟な株ですよ!!最近流行りのやつ!!
しかも、
もう更にテンション爆上げですよ!!
気分はルンルンと夜道を快適に進み
早々と都心を抜けたが、周りはまだまだ暗い
街灯もまばらになって来て脇道を見ると光のない道も多くなって来た
イチモツの不安(なんか違う)を抱きつつスローペースで走って行く
ん?
ん?
モス◯!!モ◯ラが近づいてくる!!
小さいバージョンが!!
物凄い勢いで近づいてくる!!
この最近流行りのLEDライトの小振りでキュートな
あーっ!!いやぁぁぁ!!
やめてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
グチャッ!!
嫌な感覚と共に意識を失った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます