第9話 冒険者たちの夜

G M : それじゃお風呂からのお泊まりRPはゆっくりどうぞー。出立したら到達した街の描写入れますね。

ザック : 鍋とかいろいろ使って、とにかく風呂場に水を運ぶ! きれいにしないとだしな。

エリサ : もう戦闘ないわよね? ないならマッスルベアーとかも使って特段多めに運ぶけども。

エリサ : 多分「重いものは任せなさいよ!」とかいいつつレディと同じか少し多めの量をもってるんじゃない?

G M : つよい。使うならMPの限りのうちでね。

レ ナ : 水って案外重いもんねえ。

エリサ : 伊達に固定値で殴ってないわよ。

セ ラ : 私は燃やすものを集めたほうがいいな。

ザック : 水くみつつ、レディをざっと水洗いしたりする。お嬢さすがあ……。

エリサ : レディはレディそのもので比べるまでもないじゃない。私はともかく女性はレナやセラも含めてだれかの美しさナンバーワンなのよ。

セ ラ : どうしてそこでともかくと自分を弾いてしまったのか。

レ ナ : そうだよ。エリちゃんも誰かのナンバーワンなんだよ?

ザック : ねー。

レ ナ : ナンバーワンでオンリーワン。

エリサ : ……私は誰かのナンバーワンになる前に、まずはみんなにとってのオンリーワン(王)にならなきゃね。(封じ込めた物があると思われる胸を触りながら)

エリサ : 「全く、昔からザックは薄着か裸になると慌てるのよねえ。なんなのかしら」と運びながらぼやいておく。

セ ラ : 「はだか……?」

レ ナ : 「……? それは普通じゃない?」

ザック : 「もっと言ってやって」

エリサ : 「え?」(なんで? という顔)

セ ラ : 回避した爆弾つついて爆発させやがった。

エリサ : ここで爆発させずにいつ爆発させるのよ!

ザック : 俺はいつかお嬢が間違いを犯さないか心配ですよ。(天然ボケで)

ザック : いや俺はね、俺はお嬢が裸でいようが冷静でいられますよ? でもお嬢がいつか遅咲きの思春期を迎えたときに「あの時ザックに見られたの嫌だった」って思ったら可哀想じゃないですか(一呼吸)

レ ナ : 「エリちゃん、いくら家族でもね。かんたんに男の人に肌晒しちゃだめだよ……?」

ザック : 「そうよそうよ。男はオオカミなのよ」

エリサ : 「?? ザックは騎手だしそもそもザックは怪我したときとか普通に私におとなしく手当されてるじゃない」

ザック : 「うーん、まあ、それは……それ……?」

エリサ : 「それに薄着のほうがコスト面も節約できるし、夏場は暑くもないじゃない? なにがいけないのかしら」

セ ラ : 「目のやり場かなぁ……」

レ ナ : 「う、うーん」思ったより重症だなって思いつつ。

ザック : お嬢今でも装備薄着だけど、薄すぎるって一枚羽織らせているのが俺のお仕事かもしれない。

エリサ : 多分それは「もっと有意義に使いなさいよ!」って言ってるのかしらね……。

ザック : お嬢にお洋服を買う俺。

セ ラ : 「どう説明しよう……」(ううんと)

ザック : 「ほら、あんまり他のやつに見られるのもいやですし?」

エリサ : 「別に見る人もいないでしょ。と、歩が止まるわ、急ぎましょ」(すたすた)

ザック : 「……はぁあ~」溜息をつきながら追いかけていく。

エリサ : それにずっとハテナマークが浮かんでる。

セ ラ : 「絶対いるよね……」(すたすたしている背中を見て)

レ ナ : 「これはスジガネ入りのお嬢様だなあ……」てってっとついてく。

ザック : 街にいるときはこっそりザックが牽制してんだ。見られてないわけではないんだ。

エリサ : 全く気づかずそれどころか威嚇はやめなさいというお嬢。

ザック : はぁ~い……。


レ ナ : そういえばご飯の調達も必要だったりするのかな? あまってるかな?

ザック : 余っていた気がするな?

G M : 狩ったお肉が余ってますね。あときのこや木の実も。

レ ナ : ヨシ!なら大丈夫だね! 足りなかったら取ってこよう!

エリサ : 万が一足りなかったら狩りを再びすればいいしね(ちょっと服をめくってサクサク用意しながら)

ザック : とりあえず夜の分はもつでしょう。

セ ラ : よしよし、よいしょ(燃やすための木を拾い)

エリサ : セラ、よいしょってあぶないでしょ(よろけるぶんは片手で持ちながら)

ザック : 風呂場洗って、寝室のベッドカバーとかをできるだけ洗おう。洗濯機よ動け!!

G M : 動くかな……。

G M : choice[動く,動かない] (choice[動く,動かない]) > 動かない

ザック : 悲しみ。

G M : 残念。川で洗おう。

エリサ : 手で洗濯しないとね……。

ザック : 乾くかなあ。うさこに炙ってもらおうか。

セ ラ : 風の妖精さん今お休みだからなぁ……。

ザック : 火の妖精さんにシーツでごろごろしてもらおう。サラマンダー?

セ ラ : 火の妖精『いそがしい、お仕事たくさん! なんで!?』

セ ラ : ごめんねぇおねがいねぇってお願いしつつ乾かしてもらおうか。

ザック : 「ふかふかのお布団で寝るためだ、がんばれ!」

エリサ : 「振り回すのも限界があるしね、ごめんなさい」と応援。

ザック : 脱水しても乾きはしないからな。

レ ナ : お外でシーツ持って走り回ってくる……?

セ ラ : もう日が陰ってるから……。

レ ナ : だめかあ~。うむむむ。

ザック : とりあえずいろいろ準備できたかな? 飯にする? お風呂にする? それとも…………それともなんだろう。

セ ラ : 恋バナ?

ザック : 夜会話?

エリサ : 就寝でしょその選択肢なら。

レ ナ : お風呂とご飯を飛ばして就寝は気がはやいよお。

ザック : 「お嬢たち先に風呂はいっちゃいな」サラマンダーシーツに転がしつつ。

セ ラ : サラマンダー『あああ~』(ころがされ)

エリサ : 「じゃあレナやセラが油汚れひどいし洗ってくるわね」ひらひら。

ザック : 「お嬢も綺麗に洗うんだぞ~」

レ ナ : 「わあ~」小脇に抱えられながら。


ザック : お風呂場の女子会話聞きたい。

レ ナ : 夜会話も含めたら時間がたりなくないか!

ザック : あとエピローグの気持ちでいた! どうだろう!

G M : 本編はあと街に到達して報酬受け取るだけなんでいくらでもRPしてくれの気持ち。ありがとうさっくり戦闘。

ザック : www よかったよかった。

レ ナ : よかった! 存分にRPできるぞ! これが本編より茶番が長い卓か。


エリサ : じゃあお風呂へがしっと(場について服を全く気にせずに脱ぎながら)

レ ナ : 「わーーー!! エリちゃんお風呂場行ってから脱ごう~!!」

セ ラ : 「わーわー!」(あわてあわて)

ザック : 「はいはい、洗濯物は後で貰うからな……」

セ ラ : 「な、慣れている……」

エリサ : 「頼んだわよザック」上一枚になりながら。

レ ナ : (着ているソフトレザー広げて目隠し!)

ザック : 「一枚残っただけ偉い」

レ ナ : ……川で洗濯する間何を着たらいいんだろうね?

ザック : 俺がさっといって洗ってくるかねえ。

ザック : 「おちびちゃんたちのも嫌じゃなければ服くらい洗ってくるけど」

エリサ : 「むしろ洗濯風呂が必要なのは二人だし嫌じゃなければ頼んだら?」

レ ナ : 「あえっ……う、うーん……お願いしようかな……?」下着は恥ずかしいのであとで自分でやろう……!

セ ラ : 「えーと妖精さんが洗ってくれるから大丈夫かな……量あるしこっちは大丈夫ー」(水の妖精さんが出てきた)

ザック : 「はいはい」下着が来なかったので、そうこれが普通の反応だよな……ってかみしめてる。

エリサ : 旅してからはザックもふく汚れてるでしょ体洗ってるうちに洗濯するわよって言ってたのかしらね……?(その前にガードされてそうだけど)

ザック : なんかもう普通に風呂場に入ってくるから、俺が入ってる間に服着て入ってくるくらいは気にならなくなってる。

レ ナ : 慣れって怖いなあ……。

エリサ : 「じゃあ先に失礼するわねー」とすたすた。

レ ナ : 「お風呂先にいただきまーす!」

ザック : 「いってらっしゃーい」

セ ラ : 「いってきますー」

レ ナ : 身体とか一通りキレイにして浴槽入ってからの会話パートでいいかな?

エリサ : いいわよ(肩まで湯船に入ってから)

セ ラ : がいいかとーごしごししますよ。

レ ナ : ごしごし! キレイにしようね!

G M : やっちゃいますか!そしたら思うさまどうぞー。


レ ナ : カポーーーーーーン…………。

セ ラ : かぽーん。私はおそらく立ち湯。

エリサ : 「ちょっとセラ、その体勢大丈夫? 座れるものもってきたほうがいい?」

セ ラ : 「だいじょぶですよー。あったかいですねぇ」

レ ナ : 「あったかいねえ……」ほわぁ。

エリサ : 「湯に浸かるというのは、やはり寝るのとは別の格別感があるわね……ちょっとあったかくて寝そう」ほわあと。

レ ナ : 「寝ちゃダメだよ! あぶないからね!」つんつんと。

セ ラ : 「じゃあ眠くならないようにお話しましょう。うーんそうですねぇ」

レ ナ : 「そうだよエリちゃん! さっきのはないよ!」

エリサ : 「え? さっきの?」きょっとーん。

セ ラ : 「あー」(思い起こす情景)

レ ナ : 「お風呂入る前! ざっくんの前で服脱いじゃだめ!」

エリサ : 「えっ」本気で驚いた顔。

エリサ : 「なんで? 別に着替えてるだけじゃない……?」

セ ラ : 「男の人はみんなびっくりしてしまいますよー……」

エリサ : 「そ……う?」全然実感してない顔。

レ ナ : 「そうだよお。ざっくんは……たぶん大丈夫だと思うけど、それ以外の人の前では絶対にダメだよ?」

エリサ : (しばらく思い返して)「そういえば、冒険で服が破れたとき、処分しようと脱ごうとしたら逆にザックに服を着せられたこともあったわね……?」

エリサ : 「もしかして、脱ぐのを止められたのかしら?」首を傾げ。

セ ラ : 「ちなみにどこで……?」(個室ならまだ……と思いつつ)

エリサ : 「一番最近のは、ダンジョンを出て落ち着いたころ……街の外れに差し掛かる少し前だったかしら?」えっどうしたのと。

セ ラ : 「そとだ……」

レ ナ : 「そとは……あぶないね……」

エリサ : 「どうしたのよ二人共、まるでザックみたいな顔をして」

セ ラ : 「ザックさん、大変だったんだろうなぁ……」

レ ナ : 「これは気苦労が絶えないねえ……」

エリサ : 「冒険が大変なのはわかるけど、周りにたまに八つ当たりするのは……ねえ。いつもはへらへらしてるくせにたまにガンを飛ばしたりするし。周りが怯えるじゃない」

セ ラ : 「うーんどう説明すればいいんでしょう?」

レ ナ : 「説明しづらいねえ……うーん」

エリサ : 「さっきので思い出したけど、確かあの脱いだときはいつも以上に八つ当たりしてた気がするわ」

レ ナ : 「たぶん無防備なエリちゃんをまもるためだと思うよーそれぇ……」

エリサ : 「それは一言言わないといけないわね。私が鎧なくても戦えるのはずっと見てるはずなのに」ぷくっと膨らんで湯船に背中を預ける。

セ ラ : 「違うよ……」

エリサ : 「えっどこが?」

レ ナ : 「あのね? 悪い男の人に襲われないか警戒してるんだよ。剣の勝負とかではなくて、こう……」いいづらそうにもごもご。

レ ナ : 性教養が足りてねえぞどういうことだこの家は。

セ ラ : 赤ちゃんキャベツ畑から生まれるって思ってません?

レ ナ : 思ってそう。真っ先に教えるでしょうよ!! 家族も脳筋か!?

ザック : 蝶よ花よと育てられた結果。

G M : そんなことより利用したかったのかもしれない……。

エリサ : 知識面での教養が先に叩き込まれて、一般常識の前に両親が死んだわ利用されるわ封印に勤しむわ修行に出てしまうわで気づかずスキップしたのかもしれない。

セ ラ : サブクエスト未回収のままメインクエスト進んだか……。

セ ラ : 「エリサさんがつよいのは知っているけど、やっぱり、男の人のほうがパワーあるから……お洋服関係なく……」

エリサ : 「つまり男の人にしか出来ない攻撃方法があるのね。いいわ、後でザックに聞くなりちょっと家の方へ立ち寄って本を探してみましょう」

レ ナ : 「ざっくんに直接聞くのはよくないねえ……」

セ ラ : 「男の人のほうがパワーがあるって話なのに……」

セ ラ : 「あとそれが分かる本ってちょっと多分家では見つからないかもしれません……すぐ見つかるような場所には」

エリサ : 「それなら少し長居して奥まで探しましょ。お父様とお母様の蔵書を整理するいい機会だし」

セ ラ : 「(ああお父様ごめんなさい……)」

レ ナ : 「(これは……必要なことなのかもしれない……!)」

セ ラ : お父様の秘蔵がもしあるなら明かされてしまう。

ザック : 次のクエストは実家でエロ本探しはつらい。

G M : ひでえクエストだなあw

エリサ : 「それにザックってなんかうちの侍女たちに人気なのよね。たまには顔を見せてやらないといけないと思うじゃない?」

セ ラ : 「まあ……里帰りをすること自体は悪くないかもしれませんね」

レ ナ : 「そだねえ……ゆっくりするのは大事だよ」

セ ラ : 「私も1年に1度、幼馴染と同じ街に合流してお話するんですー」

エリサ : 「幼馴染」ぴょこっとそちらに向いて。

レ ナ : 「そうなんだ! どんな人なの?」

セ ラ : 「えっとですねぇ、魔動機文明時代のこと調べてる、同じタビット族の男の人なんですよ。もしかしたら一緒に旅をしていたかもしれないんですが……」

レ ナ : 「男の子なんだ! えっ、一緒に旅に出られなくなった理由とかあるの……?」

セ ラ : 「それがよくわからないんです……。付き合ってくれって言ってたからわくわくして準備したんですけど……そうじゃないって」

レ ナ : 「つきあってくれ」

セ ラ : 「はい」(肯定)

エリサ : 「ちょっとまって頂戴」

セ ラ : 「はい」(待つ)

エリサ : 「これは私にもわかるわよ、ねえレナ。多分だけどそれ、一緒に用事に付き合ってくれとかそういう意味じゃないわよね」

レ ナ : 「そうだねえ……きっと恋人になってくださいって意味だねえ……」

エリサ : 「で、多分もう一度ちゃんと言おうとかしているか、フラれたと思って落ち込んでるんじゃないかしら」

セ ラ : 「『1人で行ってきなよ』て言われたのでこうして旅しているんですー」

エリサ : 「その幼馴染、拗ねてないといいんだけど……」ちょっと遠い目。

レ ナ : 「いやあ、スネてそうだなあ……」

セ ラ : 「でも毎年ちゃんと会うって約束してくれたので……」

レ ナ : 「諦めてないんだねえ……」がんばれ、幼馴染くん……。

エリサ : 「彼の気苦労がちょっとわかる気がするわ……」

セ ラ : 「怒らせちゃったけど、仲良くしてくれて嬉しいなってお話です」(えへへと)

レ ナ : 「セラちゃん的には、その幼馴染くんのことはどう思ってるの? 好き?」

セ ラ : 「好きですよー。旅に出る前はずっと一緒で、魔動機文明語も一緒にお勉強したんです」

セ ラ : 「あ、でもあの人の好きと違うのかも……どう違うのかはわからないんですが」

レ ナ : 「じゃあセラちゃんは、お友達として好きなのかな?」

セ ラ : 「うーん、分からないのです。それを知るために冒険者をしておりますので」(んーんーしながら)

セ ラ : 「でも、もし嫌いって言われたらずっと泣いちゃうくらいの好きです!」

レ ナ : 「そっかぁ~……知れるといいねえ」

セ ラ : 「はい!」

エリサ : 「そういう関係もいいわねえ……ねえ、レナはそんな話はないの?」ここまで二人話したんでしょ話聞かせなさいよの目線。

レ ナ : 「ええ~? うーん……愛とか恋とか、興味はあるけどそんな隙なかったからなあ……」

レ ナ : 「今は冒険が楽しいし、弟たちがみんな成人するまでは考えられないかもなあ……」

エリサ : 「ふうん」と顔を沈め。「そうやってレナはいつも忙しくしてるから気づかないだけなのもあるかもしれないけどね」

レ ナ : 「ええー? なにそれ! どういうこと!?」

エリサ : 「必要以上に『お姉ちゃん』なのに慣れているから普段からそうやって振る舞って、それ以外の感情を向けられても気づかないかもってこと」ぴちゃん。

レ ナ : 「うーん、そうなのかなあ……」

レ ナ : 「でも、本当に今は恋愛していられるほど余裕ないし、気づいても応えることは出来ないから……」

セ ラ : 「そうかぁ……気づけない恋もあるんですねぇ……レナちゃんいつも頑張ってるので、私はいつもすごいなぁって思ってます」

レ ナ : 「そうだね」セラちゃんを見ながらなんとも言えない顔。

レ ナ : 「ま、冒険してるうちに出会いがあるかもしれないしね。冒険者は……自由だから」

エリサ : 「まあないならそれはそれでいいのよ。家族みんなでお腹いっぱい食べてちゃんと成長するのよ」もう一つあくびして気持ちいい…とこてん。

セ ラ : 「わーおきて……出ます?」

エリサ : 「ちょっと出たほうがいいかもしれないわね……」もういちどくわあ。出ましょうか。

レ ナ : エリちゃんの頭ぽんぽんしてあがる準備だー。

レ ナ : 「ざっくんまたせたら悪いしね!いこいこ!」

セ ラ : よいしょよいしょ 出ましょう。

G M : いそいそ。では出ましょうか。

ザック : お風呂あがってきた女の子たちに「ざっくん大変なんだね」って眺められるのかこれ。

G M : そんな気がする。がんばれざっくん。

ザック : ウッ。


〜*〜*〜*〜


G M : どうしましょ。茶番もっとやります?

ザック : 洗濯ついでに寝間着になりそうな服とか見つかったりしないかな? 一応シェルターだし。

G M : うーんそういうのはすっかり朽ちてるかなあ……。

レ ナ : レナとセラちゃんは冒険者セットの毛布があるからまだいいけど……エリちゃん……。

ザック : まあ、なるべくきれいなシーツとかを着付けるか。

レ ナ : はっ レナの趣味の出番……!?(ぬい用お洋服手縫い)

ザック : はっ。

レ ナ : きっと家族のお洋服修繕とかもしてるはず!!

G M : はず! 所要時間はともかく許可したいな!

レ ナ : やたー!

ザック : お風呂上りにちくちくしながら寝室に女三人固まって夜会話やってるのかなあと思うとほっこりだな。

エリサ : ちなみに今のお譲はイメージ:ノースリーブ+ホットパンツぐらいの丈のズボンです。

レ ナ : もうそれは下着。

ザック : ほぼ裸なんだよなあ。

レ ナ : エリちゃんに真っ先につくらないと。

エリサ : そこは最後でもいいのに。

レ ナ : 断 固 拒 否。

エリサ : そこまで!?

ザック : 一番布ないと隠さないから……。

エリサ : な、なっとくいかない……!

レ ナ : 納得しなくてもお姉ちゃんの言うこと聞きなさーい!(ぷん!)

エリサ : えっあっはい……?(勢いに押され)お姉ちゃんと言っても一つ違い……よね……?

レ ナ : いっこだけでもお姉ちゃんはお姉ちゃんだよ!

エリサ : そういうものなのかしら……。兄弟なんていなかったから新鮮ね。同じ年頃の子もいなかったし。

レ ナ : そっかあ。寂しくはなかった?(ちくちく)

エリサ : 寂しくはなかったわね。そもそも二人と会うまで賑やかだって感覚もなかったし。

レ ナ : (なんだかこっちがしんみりしちゃうなあ……って顔)

レ ナ : 「レナは家族がいっぱいだったから、にぎやかじゃない環境っていうのが逆に想像できないかもー」

エリサ : 「賑やかという感覚はなかったけどうるさいって感覚はあったわよ」

エリサ : 「私からしたらなんでそこから飛び出してきたのかちょっと想像つかないわね……」

レ ナ : 「んー? それは家族にご飯いっぱい食べさせるためかなあ……?」

エリサ : 「ご飯。……よっぽどの大家族なのね」

レ ナ : 「そうそう。レナの分のご飯をみんなが多く食べられるし、お金を稼いで送ってあげれば余裕ができるでしょ?」

エリサ : 「……やっぱり私のぶんの賞金二人に分けたほうがいいんじゃない? 私は最悪お父様とお母様が私の将来資金に遺したものを崩せば……」

レ ナ : 「いやいやいや、それは王様になるための資金に充てよう!? レナ詳しくないけど、お金いっぱいかかるもんなんじゃないの!?」

エリサ : 「もちろんそのために今は全額、それにお祖父様お祖母様の宝とかは手つかずにしてるわよ。でも私は王になる云々以前に、少しはいいところの出よ。ノブレスオブリージュせずどうするのよ」

レ ナ : 「エリちゃんはお金持ちのおうちかもしれないけど、今はひとりの仲間だもん……それはそれ」

レ ナ : 「報酬もご飯も、喜びも悲しみも、みんな平等に分かち合いたいな……だめかなあ……?」

セ ラ : 「ノブレス・オブリージュの精神も大事ですが、冒険者の礼儀でもありますからねぇ、分配って。ひとまず受けとって、そこからどうするか決めるのがいいと思いますよー」

エリサ : 「それは……そりゃ、賞金が取れるなら嬉しいけども」

エリサ : 「ザックもいつも、賞金を山分けしても私のものばっかり買うし……それもやたら服ばかり……」

レ ナ : 「(あまりに薄着だから心配しちゃうんだろうなあと思いつつ)それはたぶん、エリちゃんが薄着じゃないちゃんとしたお洋服着たら大丈夫かも……?」

セ ラ : 「ザックさんもそれが使い道なんでしょうねぇ。お洋服なのは……まぁ……薄着ばかりだと寒くなるからでしょうか?」

レ ナ : 「気になるならエリちゃんのもらったお金でざっくんになにか買ってあげたらいいよ」

エリサ : 「そうねえ……山分けした賞金をみんなの仕送りと食事代と、あとは武器の更新の資金にしましょうか」(考え込んでる)

レ ナ : 「着替えとか生活用品も最低限用意したほうがいいのかなあ……今回みたいに布がいつでもあるわけじゃないし」

エリサ : 「薄着のほうが動きやすいのに……」

セ ラ : 動きやすいのはそうだろうけど、と唸るうさぎ。とりあえずレナちゃんの発言に頷いている。

エリサ : 「それもそうねえ……布ぐらいは購入するべきかしら」

セ ラ : 「原料……」

レ ナ : 「ちゃんとお洋服の形をした布を買おうね?」

エリサ : 「マントとかをちゃんと買うわよ。多分」

セ ラ : 「確かにマントも大事だけど……」

レ ナ : それ洋服の形してないんだよなあ……。(口には出さない)

エリサ : 「意外とマントって使えるわよ? 敷物に使えるし緊急時の矢ぐらいは弾き返せるし」

セ ラ : 「そうだね……」

ザック : 俺がお嬢の服を買いたがる理由がわかるだろう。

レ ナ : 「う、うん……よ、よーし! サイズ合うか着てみてね!」ちくちくおわりつつ。

セ ラ : 「おーできました?」

エリサ : 「できたの?」パチリと目を見開いて。

レ ナ : 「出来ました!」肩を覆うくらいの短め袖マキシワンピです! ふんわり。

エリサ : 「あら、これくらいならまだ動きやすいからいいわ」とくるくる。

セ ラ : 「ワンピース良いですよねぇ」

レ ナ : 「ねー! おしゃれと着心地が両立してる! ……冒険にはちょと向かないだろうけど」

セ ラ : ゆったりしてて好きですーと。

レ ナ : セラちゃんもおそろにしようねえ(ちくちく)

セ ラ : わー私のもなんですか?お揃いなんて照れますねぇ。

レ ナ : 布はいっぱいありそうだから作っちゃおう! レナも膝上丈だけど同じ形のワンピースにしよう。

レ ナ : 「ざっくんも喜んでくれるといいねえ」とくに露出度のあたりで。

エリサ : 「喜ぶのかしら? たしかに新しい服を着ると嬉しそうにするけど……」

レ ナ : 「エリちゃんも女の子だからね、可愛くしてくれてると嬉しいんだよ きっと!」

エリサ : 「確かに性別は女だけど、力がつきにくいということ以外でそう思ったことはなかったわね……」

レ ナ : 「そっかあ。それじゃあこれからいっぱい知っていけるね! おしゃれとか」

エリサ : 「お洒落は……いや、王になるなら少しぐらいは身に着けないといけないのよね」むうといった感じで。

エリサ : 「でもそれより! セラとレナの新しい衣装が気になるわ!」ぽふっと布団を叩きながら。

レ ナ : 「あはー! そうすぐには出来ないよ! でもがんばっちゃお~」

エリサ : 「そうだけど! まちきれないほど楽しみってこと!」

レ ナ : 「うんうん! じゃあレナ本気出しちゃおっかな~」クオリティ維持しつつスピードアップ!

セ ラ : わくわく~ 光の妖精をふわふわさせてましょう。

エリサ : わくわくわくわく。

レ ナ : 「話は戻るけど、王様に限らず身綺麗にはしていたいよね~」

レ ナ : 「お化粧とか。きれいで強そうとか最強の王様じゃない??」

エリサ : 「たしかに綺麗で強い王様がいたら、持っていない王様より従いやすいけど……」それ以上に戦いたいとか、お金が勿体ないという心境が強いらしい。

レ ナ : 王様は前線に出ていかないんだよなあ。

セ ラ : 前線に出る王様になりたいんだねぇ……。

レ ナ : 「でもたしかに、庶民的な王様も身近に感じられて素敵だよねぇ」

エリサ : 「どちらかというと私が目指したい王、という像はそちらに近いわね。統治を行えて戦場に用がない国の王は基本、よほどの大国か、数多の国に渡り合える切り札を持っているか、永久中立として資源などもしっかりある国よ」

エリサ : 「なんだけど……」少ししょんぼり。「私が庶民から少し遠いのは自覚してるわ……」

レ ナ : 「難しいねえ~……でも、エリちゃんはそのままでいいと思うよ」

レ ナ : 「自分の感覚がすべてだと思い込まず、色んな人の目線を考えられるんだから」

セ ラ : 「そうですねぇ、理想や夢は大きいほうが良いって絵本にもありましたぁ」(難しい話に白黒しつつ)

レ ナ : 「そだね! 夢はでっかいほうが頑張りがいがあるね!」

セ ラ : 「はい、それに私は今のエリサさんも大好きです!」

レ ナ : 「うん! レナもそう思う!」

エリサ : 「っだから、そんなこと言っても、ちょっと晩ごはん増やすぐらいしかしないわよっ!」真っ赤になってまくらぽっふん。

レ ナ : 「それはエリちゃんが食べてね! 大きくなれないぞう!」

エリサ : 「えっ。筋肉量はともかく身長はこれくらいでいいんじゃ?」ぐいっと

レ ナ : 「む! 良質な筋肉を作るためにも栄養は必要だぞ! 骨も丈夫にしないとだし!」

セ ラ : 「栄養素は大事です!」

エリサ : 「それはそーだけど! 足りなかったらちゃんと自分で狩りに出かける……わよ!」(いいかけて今日の狩りの成果を思い出してしょんぼり)

レ ナ : 「好き嫌いしないで何でも食べるんだぞう! ……よーし、セラちゃんもサイズ確認したまえ~」

セ ラ : 「ちゃんと自分が食べられる分を食べてね……あ。はーい。お着替えします!」

レ ナ : 微調整もしつつ。ヨシ!

セ ラ : よし!わーい。

エリサ : ヨシ!ワクワク。

セ ラ : 「ぴったりですー。ありがとうございます!」

レ ナ : セラちゃんはスモック?みたいなふわっとしたシルエットのワンピースかなあ?

レ ナ : 「うむうむ!喜んでもらえるとレナも嬉しいね!」

エリサ : 「似合ってるわよ、セラ」うっすらと笑みを浮かべて。

レ ナ : 笑ってると美人度があがるねえ~。

エリサ : だから褒めても何も出ないわよ?

レ ナ : なにも出さなくていいよー? 言いたくて言ってるだけだからね!

エリサ : 本当に美人や可愛い子にとっておきたいよ!(むきゅ)

レ ナ : エリちゃんは本当の美人なんだよなあ~! セラちゃんは美タビ!

セ ラ : 美タビ! わわぁそんな事言われたことないです……レナちゃんもかわいい美レプなのです!

レ ナ : えへっ、ありがと!照れるねぇ~。

エリサ : みんな可愛くて美人よ、私よりずっと!(二人をまとめて肩くんでぎゅっ)

セ ラ : きゃっきゃ。

レ ナ : きゃー!

G M : かわいいかわいい。


G M : そんなこんなで夜が更けつつ……他にRPしときたいとことかあります?

レ ナ : ざっくんはなにかあるかな?

エリサ : ザックさん置いてきぼりでごめんねー!

ザック : いいんだよ……夜会話見たいから!!

ザック : んー。ナビ君に親友の名前を聞いたらなんか出てきたら面白いよなあってちょっとは思っているが、特に設定はない! みたいなやつだよな。

レ ナ : 仕込みが間に合わない感じでは?

エリサ : 出したら面白い! ぐらい。

ザック : 親友の名前もまだ出さないで「”【   】について知っているか”って聞いてくれないか?」みたいなのをおちびちゃんとやろうかなって。

ザック : 【   】は発音しにくい何かの単語みたいな感じでおちびちゃんには伝わらないの面白そう。

レ ナ : ええでよ。

ザック : 何かが出たら面白いけど、何もないならないで演出の一環になるかなくらい。

G M : え? 出します? 情報無しでいける方向性固まった。

ザック : お。なら夜会話的に、裁縫とかいろいろ終わってお嬢とうさこが寝た後におちびちゃんにちょっと頼み事をするか。

ザック : お嬢とうさこ、すごい早寝のイメージあるし。

エリサ : (くうくう)(やっぱり薄着で寝てる)

セ ラ : すぴょすぴょ。

レ ナ : すやっすやだー。今日は頑張ったもんねえ、って二人の頭なでなでぽんぽんしておこう。

レ ナ : エリちゃんには入念にシーツかけてあげようね。

ザック : 俺が風呂入ってる間に繕い物をリビングでしてくれてたんじゃないだろうか。

ザック : 俺おちびちゃんのことこのパーティの母親役だと思ってるところあるな……。

レ ナ : レナもオカンポジな気がしてきたよ。(神妙)

ザック : お嬢とうさこがおこちゃまだから~。

レ ナ : これから成長していくんだもんねー?

ザック : いい王様といい女になるかもな。

レ ナ : もちろん。レナたちも協力してあげないとね。

ザック : だな。


ザック : ってことで、風呂上りにナビ君の明かりを使って裁縫してるおちびちゃんに話しかける……って感じの流れかな。

レ ナ : ぬいぬい。ぬいぬい。

ザック : 「まだ寝ないのか? おねえちゃん……いや、おかあさんか?」

レ ナ : 「もー! そこはお姉ちゃんでいいよ! これが終わったらかな?」

ザック : 「いやあ、世間一般のお姉ちゃんより世話焼きだと思うが。……」ナビ君をちらっと見て、近くに腰掛ける。

レ ナ : 「お世話する相手がいっぱいいるからねー。あたらしい妹が出来た気分だよ……どうかした?」

ザック : 「世話が焼けるよな。……世話焼きついでに、俺のお願いもひとつ聞いてくれない?」

ザック : 理由は聞かないでほしいなーって顔で見る。床に座るなりして、俺のほうが下にいるかな。

レ ナ : 「なあに? 子守唄でも歌ってほしいの?」くすくす。

ザック : 「お嬢たちに妬かれるよ。歌ってもらうなんてずるいって」

レ ナ : 「一緒にいるならまた歌ってあげる機会もあるよ」とニコニコ。

ザック : 軽く笑ってから、真剣に。「……ナビ君に通訳してほしい。”【   】を知らないか?”」

ザック : 【   】は、お嬢も知らない親友の本名だ。っていうか、俺が本名だって認識してる名前ってだけだが。

レ ナ : 「……? わかった」なにか事情があるのかな? と思いつつ。

レ ナ : 「ナビ君、【   】って知らない?」

G M : ではナビ君は、その響きを正確に理解したようです。

ザック : どきどき。

ナビ君 : 『セマシュカ騎兵団、登録なし。他師団を検索。………第377師団、……データ、抹消済み』

エリサ : け、消されてるーー!

レ ナ : おわあーーー!!

G M : 決定理由「親友ならやりかねない」

ザック : あいつだからなあ。

エリサ : 師匠ならやりかねない……。

ザック : 親友が消したのか、何かの理由で消されたのか……。

レ ナ : 「…………、………… だって」通訳。

ザック : 抹消……抹消かあ。多分これ消された時期とか誰の権限で消したかとか、全部拾えない感じなんだよな?

G M : そうですね。それに関する情報を求めれば、ナビ君は横に振れます。

ザック : いくつか言葉を変えて聞き直して貰うけど、全部空振り。

ザック : 「あーーー……そっかぁ。まあ、そうだな。……簡単に足取りを掴ませるやつじゃないよなあ」と、おちびちゃんが座ってたソファに頭を載せる。

レ ナ : 「……レナはざっくんの事情をよく知らないけど……なにか、わかるといいね」頭ぽんぽん。

ザック : 「ん。ありがと。……これ、お嬢には内緒にしておいてくれる?」

レ ナ : 「わかった。……ざっくんが話してくれるときがきたらでいいよ」

ザック : 「イイ女だな、おちびちゃん」くくっと笑って、裁縫が終わるまでは近くにいるかな。

ザック : どうせ俺ここで寝るつもりだし。

レ ナ : 「それ、誰にでも言ってない?」苦笑いしつつ続きの繕い物。そんなに時間かからないうちに終わるかな。

レ ナ : 「よーし! じゃあ、おやすみざっくん。ナビ君もありがとね~」ナビ君なでなで。

ナビ君 : ふるっと揺れてごきげん。

ザック : 「おっ。おつかれさーん」立ち上がってのびー。

レ ナ : 「……困ったことがあったら、なんでも頼っていいんだからね。レナたちは仲間だもん」去り際にざっくんへ笑いかけながら。

ザック : 「……仲間かあ」笑い返して手を振るだけ。

レ ナ : それに振り返して寝所に引っ込むね。

ザック : じゃあ、それを見送って俺はソファで横になる。

ザック : 「……おやすみ」

G M : (にこにこ)これで一区切りかな? では街へと向かって出発しますか!

レ ナ : マギテック取って責任持ってナビ君管理してやろうとおもったけど、ほとんどガン向けばっかりで死に技能になるのだった。

ザック : タゲサ用に1だけとるのはありだな。

セ ラ : ありあり、ときおり見かける。

レ ナ : 余裕があったら2まで取って探索・解除判定補助もありかねえ。

ザック : だなースカウトと相性いいな。

エリサ : 私も取りたいけど……まずは火力ね。

レ ナ : ただやっぱり他のメイン技能優先になるので、マジでとるものなくて死にそうになったらだな。

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