第279話 姉妹喧嘩
「斗真の所に戻れって……本気で言ってるの?」
「言ってるよ……疑う?」
「当たり前でしょ?、だって……あなた、私と斗真の関係を終わらせるのが目的なんでしょ」
「え、バレてた?」
「バレバレよ」
瑠衣の表面的な考えは見抜かれていた。
「でも、既に目的達成でしょ?……私達の関係は終わった……あんな事をしたんだし当然よ」
「それはつまらない」
「え?」
「ねぇそれって、斗真の口から聞いたの?」
「言われてないけど、普通に分かるでしょ?」
瑠衣は何かを堪えてるかの様に震え出した。
「……面白い♪」
「え?、今なんて?」
「言われてないなら、今すぐ聞いて来い!!、それで思いっ切り振られて来い!」
「はぁ!?」
瑠衣が突然、怒り出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます