第207話 不真面目?

 昼食を食べ終えた聡と余気魅はすっかりダラダラモードえと切り替わっていた。


「……午後の授業だるいな」

「そうねぇ~」

「お前ら、だらけ過ぎだろ!」

「お前が真面目過ぎんだよ……少しは授業サボろうとか考えねぇーのか?」


 聡の言葉に余気魅も頷き、斗真に対して鋭い眼差しを向ける。


「なんで余気魅も乗ってんだよ」

「私も同意見だからさ……気になるなぁーって」

「だよな、で、結局どうなんだよ?」


 聡と余気魅はグイッと体を前に出し聞いてくる。


 その姿に斗真は若干引いていたが、仕方なく答える。


「出来るならサボってみたいな」


「「だよなぁ~」」


 二人は最高の笑みを見せた。


「じゃあ……サボるか?」


「…は?」


 聡からヤバい提案が出された。

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