第200話 集結護衛

「…あ、あの~これは何でしょうか?」

「あっ、お構いなく、瑠衣様」


「い、いや、気にするって!」

 瑠衣は昼休みになった瞬間、目の前で起こった光景に驚き、戸惑いが隠せなかった。


「な、なんであんた達がいるのよ!、しかも呑気にお弁当食べてんじゃないわよ!」


 護衛達が集結した。


「申し訳ありません、これも余気魅様の命令ですので、出来るだけ瑠衣様を一人にするなと…」

「な、なんで?」


 瑠衣は機嫌が悪い。


「それは……申し訳ありませんが言えません」

「な、なんでよ?」

「秘密と言われておりますので……」

「……」


(余気魅先輩、どういうつもりよ!)


 瑠衣は余気魅に不信感を抱いた。


「……はぁー」


 瑠衣はため息を吐く。


(後で聞くか……)

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