第159話 力強い
「それにしても、理由がイマイチ分からないな」
「斗真は何か心当たりないの?」
「まぁ、多分昨日のあれだろうな」
「やっぱり…」
斗真以外の二人もある程度は察していたらしい、行方不明になったきっかけも斗真の話である程度は理解出来た。
だが、二人にはまだ気になる事があった。
「なぁ斗真、昨日の話の続き教えてくれないか?」
「え?、急にどうした?」
(まぁ元々話すつもりだったんだけど……)
斗真は心中で思う。
「その話の中にヒントがあるかも知れないのよ」
「…ヒント?」
「あぁ、生徒会長は何か言おうとしていた、もしかしたら、その話の続きの中にそのヒントがあるかも知れないんだ」
「マジか?」
「「マジだ!」」
二人は力強く応えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます