第156話 光景
「瑠愛!、どうした?」
斗真は瑠愛の部屋の前にやって来た。
「斗真、どうしたの瑠愛姉の名前大声で呼んで」
「る、瑠衣」
瑠衣が自室から出てきた。
「いや、瑠愛の連絡先が消えてたから……気になって」
「え?、連絡先が消えたの?」
瑠衣もアプリを開き、確認した。
「ん?」
「どうした?」
「ない……瑠愛姉の連絡先がない!」
「瑠愛!!」
瑠衣も瑠愛の連絡先が消えていた。
それが斗真を焦らせた。
「る、瑠衣!?」
「瑠愛姉、部屋入るよ!」
呼び掛けても反応が無いことに苛立った瑠衣はドアノブを回し、部屋の扉の開いた。
「「!」」
視界に広がったのは信じられない光景。
「……嘘でしょ」
「……瑠愛」
部屋は真っ暗闇でそこには瑠愛の姿がなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます