第138話 煽る幼馴染み
「そんなこんなで色々あってな……その後にもかくかくしかじかあって、気が付いてたら付き合う事になってたんだよ」
初めて会った時のエピソードだけを話し、それ以降は適当にまとめた。
「最後雑すぎじゃね?」
「仕方ないだろ、その後の出来事とか、付き合うキッカケとか、全部話したら、日を跨ぐぞ?」
「「はぁー!!」」
二人は残念そうだった。
「お前らな……顔に出し過ぎなんだよ!」
斗真はお怒りだ。
「怒るな怒るな、ほんと気が短いな、お前は!」
「何だと!」
「そういう所よ、斗真?」
二人は斗真を煽る、しかも、いい笑顔で。
「てめぇら……もう話せねぇーからな!!」
「「おい待て、それは困る!」」
二人は揃って否定した。
「……お前らな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます