第132話 連打

「つかさ、二人は何で付き合う事になったの?」

「あ!、それ私も思った!」

「え?」


 斗真に聡と余気魅は問う。


「なぁ教えてくれよ、生徒会長と付き合う事になった理由……」

「は?、何で言わなきゃいけないんだよ?」

「いいじゃない?、別にもう隠す事もないし、それ私も知りたいの、斗真みたいな面白みのない凡人がどうしてあんな美人とお付き合い出来たのかをね」

「……お前らな~言葉選べよ」


 二人は斗真の言葉を聞かず、斗真の頬をつつく。


「「教えろよぉ~」」

「……」

 つつく威力は増していき、それを斗真は耐える。


「「早く~」」


 つつきは連打と化す。


「……分かったよ!!、教えるよ!」


 連打を耐えきれなかった、斗真は話します宣言をした。

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