第127話 衝撃発言

「え?、それって……どういう意味?」

 どストレートの質問内容に瑠愛は驚き、慌てていた。


「言葉通りの意味です、俺達は純粋にお二方の関係が知りたいのです……教えて下さい」

 聡が頭を下げる。


(なんで、こいつ頭下げてんだよ、これは俺の問題なのに……)

 斗真に聡の行動が理解できなかった。


「私からもお願いします」

 余気魅も頭を下げた。


 斗真はその二人の行動に圧倒されるだけだった。


「……」

 瑠愛は黙り、チラリと副会長の方を見る。


 そしたら、何故か彼は笑った。


「……分かりました、教えましょう」

「本当ですか!?」

 瑠斗の言葉に勢いよく顔を上げる。


「僕達は……」

 瑠斗の次に出てくる言葉が怖い。


 斗真は息を飲む。


「先程まで恋人でした」

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