第56話 疲れと欲求
二限目が終わり、午前の授業もようやく折り返し地点に来た。
生徒達の様子は既に限界そうだ。
そんな中でも一年のまだまだ元気で、フレッシュな爽やかな雰囲気が感じられた。
でも、瑠衣は違った。
朝から激しい運動をしたせいで全身に力が入らず、とにかく授業がダルかった。
そのせいで、授業中も何回か、ウトウトして寝落ちしてしまいそうになっていた。
(はぁ~朝から部活に先輩の相談……それに夜は合コンってマジで疲れる~ハード過ぎ、休みた~い)
瑠衣の一日はのハードスケジュールだ。
毎日がこんな感じで、いつ自分の体が壊れてもおかしくはない。
(……次の授業も寝よーー)
そして、机に顔を伏せた。
(はぁ~誰か私を満たしてくれないかな)
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