第33話 好み?

 あの後も斗真と聡は余気魅に説教された。


 斗真と聡、余気魅は幼馴染みの仲だ。

 そのせいで昔から上下関係があり、斗真が一番下で余気魅が一番だ。

 だから、斗真は余気魅に反論する事は出来ない。


 でもそんな彼女と対等に話が出来る人物もいる。


「説教はもういいから……てか、俺達に用があるんだろ?」

「えっ、何で?」

「いや、お前が急に説教してきた時って大体そのパターンじゃん」


(あっ、確かに)


 斗真は納得した。


「それで質問は?」

「実はに男を紹介してもらうんだけど」

「「ほう」」

「それで、男ってどんな子が好みなのかなって?」


「年上、巨乳、清楚これ大事!」

「年下、ロリ、やんちゃ、これポイントな?」


「お前ら、ぶっ○すぞ」

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