物質と情報という二元論

稲荷田康史

物質と情報という二元論

 ──社会学者吉田民人は、物質の一切のパターンのことを広義の情報と定義した──。


 唯物論と唯心論という対立する概念を巡る議論の混迷がある。


 ここに情報という概念が登場した。


 デカルトの物質と精神の二元論を物質と情報の二元論と考え直すべきなのである。

 情報は物質の一切のパターンと定義されているから唯物論でもあるわけだ。


精神界とは情報界のことなのである。

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物質と情報という二元論 稲荷田康史 @y-i-2018

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