第46話 麗香の悪戯

済みません。更新遅れました。


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両親が、クリスマスウィークで帰国した時も、まだ心が決まらないでいた。その間も絵里奈と桂とは、会っている。


絵里奈は、結婚という言葉は、前に出さず、既成事実の積み上げで攻めて来ているようだ。危険日であっても、敢えて、付けさせてくれなかった。

良いの。と聞くと、ただ、頭を縦に振り、僕にそれを要求した。これも仕方ない事かと思っていた。


桂は、変わらずに僕に委ねていた。だから、桂の体を大切に扱った。控えめで、僕を第一義に立ててくれる桂の思いは、心の奥に染み込んで行った。


でも、結婚となれば、話は違う。二人だけで結婚が成り立つ訳ではない。それは、僕が長男であり、絵里奈も桂も一人娘だ。結婚するには、相応の覚悟が必要だ。


麗香の件も有った。受験も終わり、両親も四月に帰国が決まり、妹からしてみれば、社会的不安要素は消えていた。


「お兄ちゃん。今日一緒に寝よう」

「だめ」


「お兄ちゃん。背中流してあげる」

「えっ」

強引にお風呂に入って来て、わざと、巻いてあるバスタオルを落とす。

こっちも純心?な男である。副反応?が始まる前に妹を風呂場から出そうとして、変な所を触ってしまったりして、間に合わない事もあった。

その時、

「ほら、お兄ちゃん。私を女性として見ているじゃない。このまましよう」

「だめ」

さすがに避けた。


風呂から上がり、ビールを飲んでいると、私もとか言ってグラスを持ってくる。

未成年だろうと言うが、説得力がなく、体を密接に付けて来た。



 今も、妹が、僕のベッドの半分を占拠している。

「お兄ちゃん。私が大学に行って、変な奴に襲われて初めてを奪われたら、どうするの」

「そんな、滑稽な前提は認めないよ」

「分からないじゃない。だから、先に、ねっ。ねっ」

「だめ。もうここで良いから寝なさい」



こうなったら・・・。

「おやすみなさい」

「おやすみ」


「・・・」


「・・・」


お兄ちゃん、寝たね。じゃあ、そっと。

男の人のパンツは、前が開いているから。・・ゴソゴソ。シコシコ。

ふふ、寝ていても大きくなるのね。

じゃあ、

体に触らない様にお腹にまたがると、うーん。位置が。・・・。あっ合った。

ゆっくりとゆっくりと

「っ・・・。痛い」

「くーっ」


涙が出て来た。でも声は出さない。・・。入った。でも痛くて動けない。このままでもいい。


血が出ちゃった。なんか、変な感じ。なんだろう。この感覚。どうすればいいのか。

Webで見知った事。上下してみた。何度かしている内に、頭が変になってきた。

「うっ、うう」

だめ、ナニコレ。キモチイイ。

「あっ、あっ。あーっ」


私の中から熱いモノが出て来るのが分かった。白い液体だ。もうこの辺にしておこう。

お兄ちゃんの体を触らない様に、スッと抜いた。

「あっ」

キモチイイ。これなのか。大人がしている事。


お兄ちゃんのとんがりの周りを拭いてっと。これでいいや。とんがりはこのままで。

後しーらない。


何もなかった様にベッドに入った。あそこがむずむずしている。指で触ってみると濡れていた。やっぱりおトイレ行ってこよ。そっとベッドを抜け出した。


何か下半身が気持ちいい。手をあそこに持って行くと

「えっ、なに。なんで」

少し元気がなくなって来た大切な所に何か着いている。触ってみると

「血っ。えっ、えっ、えーっ」

あっ、麗香がいない。自分の部屋に戻ったのかな。この時は、理由が分からず、睡魔に負けて、また寝てしまった。


ぎぃ。しずかに。そっと。

お兄ちゃん、寝てるね。

私は、何もなかったようにベッドに入ると、お兄ちゃんの腕にしがみついて寝た。思い切り胸をくっ付けて。


「うーん」

カーテンから光がこぼれている。

手を伸ばそうとしたら、麗香が、腕にしがみついて寝ていた。兄から見ても妹は可愛い。寝顔は特にそうだ。

髪の毛を別の手で優しく撫でる様にしていると

「うーん」


目を少し開けると、お兄ちゃんの顔が有った。

「あっ、おはよう。お兄ちゃん」

「おはよう。麗香」

「ふふっ」

「朝から何笑ているの」

「別にー」


「ねえ、お兄ちゃん。昨日私先に寝たけど、何かした」

「えっ、何もしないよ。寝てただけ」

「ほんと。麗香、お兄ちゃんに初めてを奪われる夢見たんだけど」

「はっ、なに言っ・・・。えーっ」

「ふふふっ」

「麗香。まさか。寝ている間に」

「ナンノコト。したのはお兄ちゃんでしょ。でも嬉しかったよ」

麗香が抱き着いて来た。例によって、ブラなしだ。

「このまま、もう一度して」

「・・・・」

「だめ」


「でも、もうお兄ちゃん。麗香の初めて奪ったよ」

「えーっ。まさか。この血は」


あそこを触って、まだ、固形化していない液体を触る。

「ふふっ、お兄ちゃんにあげた、私の初めて」

「はぁー。やられた」

「やられたじゃないでしょ。きちんとして」


さすがに意識を持っては出来ず、心の準備を理由にその場をしのいだ。


「まいったなあー。このフレーズ何度目」


心に誓う事。その一。寝る時は、ドアに鍵かけよう!


―――――


麗香ちゃん。強硬突破?でした。

本当に出来るのかな??


面白そうとか、次も読みたいなと思いましたら、ぜひご評価頂けると投稿意欲が沸きます。

感想や、誤字脱字のご指摘待っています。

宜しくお願いします。

この時は、分からず、また寝てしまった。

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