第5話 ガンバレー        グスン

あの後霊奈は、警視総監の「送ってってあげるよ」という誘いを断り、一人で家に帰った。帰りながら、ふとスマホを見ると、霊奈の母親である、博霊霊実はくれいれみからの電話がたくさん来ていた。




「はぁ。電話しないと」


「もしもし、霊奈です」

『はー、やっとかけてきたのね。どこにいたの』

「事件に巻き込まれてしまって、警察署に居ました」

『また事件に巻き込まれたの?...まあいいわ。そんなことより、早く帰ってきなさい。じゃないと夕飯抜きます』

かしこまりました。では」


「はぁ。憂鬱ゆううつ



そう。彼女の家は問題があるのだ


「只今帰りました」

「やっと帰ってきたのね。早く風呂に入ってきなさい。その後あなたの部屋に来なさい」

「...はい」

(僕の部屋...)




「失礼します」

「そこに立っておきなさい」

「...はい」




「終わりよ。手当てあてして、勉強しなさい」

「...は...い」

[ガチャン]

「...ふう。弱ったふりって大変」


彼女は、家でいつもしつけと言う名の虐待を受けていた。しかし、魔法を使えるようになった霊奈にとっては、蚊に刺された位のダメージすら無いのだ。早く家出しろって思うかもしれないが、彼女は親戚も父親も居らず、高校を卒業するまで、家出しても頼れる人も仕事も無いため、高校を卒業するまでは、ここに居なければならないのだ。



「はぁ。早く高校卒業したい」





⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

作ってて悲しくなった(T-T)

途中から何作ってるかわっかんなくなった

語彙力上がった?

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