第3話

肉サラダ巻きの儲けを4割ほど貰えることになり一緒に屋台に行っている。

1日ごとに600~800ptは貰えている


お金ももらえて通歩ptも貰えるとはこれはいい!


他にも売り物を提案しよう!


「いらっしゃい!肉サラダ巻きおいしいぞ!!」考え事をしてるとラウルの呼び声が耳に入ってくる。

「そうだラウドさん!」

「ん?なんだ?」

耳元で囁く「他にも売れそうなもの在るんだけど」

「マジか??!」

再びラウドさんの耳元で「マジ!」と答える

「それはどいうものなんだ?」

「家に帰ったら教えるよ」

「ああそうだな!売れそうってどれぐらい売れそうなんだ?」

「バカ売れ!」

「はははっマジか!あれか地元でバカ売れしてたとか?」

「まあそいう事だね!」

「そいつは間違いねえな」


「ラウドそれめっちゃうまじゃねえか」横のほうから声が聞こえてきた

「おうハマンじゃねえか!だろう!」

「あれラウドが考えたのか?」

「いやこいつに教えてもらったのよ!コウジって言うんだ」

「どうも」


「おおやっぱりあの時のだな!どうも!」


「ハマンさんあの時のって?」

「人が通るの見てただろ?」

ああ!あの時見られてたのか。


ラウドに聞くにはハマンは近くの屋台の人らしい


「ハマンさんは何の屋台してるの?」

「ああ見に来るか?」

「見たいです」


魚料理屋さんだった切り身の焼いた物とか煮た物とか姿焼きとか


「おう!どうだ!ハマンの売り物見てなんかひらめいたか?」

「ちょ!ラウドさん売り場離れて大丈夫?」

「大丈夫だ金のとこは鍵掛けてあるからな」

「そうだったんだ!んー魚料理だとサバサンドとか刺身かな?」


醤油もないし刺身は無理だったが揚げた魚を挟んだパンはハマンさんに喜んでもらえた。ラウドさんのお陰で魚フライサンドの儲けも2割貰えることになった。



「おかえり~パパ~コウジぃ~!」家に帰るとアルカが出迎えてくれた

「アルカただいま~!!」ラウドさんは抱き上げている


ラウドさんは椅子に座りながらアルカをひざに乗せながら話を始めた。

「さぁ!話があるコウジ!」

「あるある!」アルカは机をパンパン叩きながらパパラウドの言葉を続ける。

「先ほど言っていた売れるものってなんだ??」

「えーっとバカ売れするってやつですか?」

「それだ!」

「ハンバーガーという食べ物ですよ!」

「はんばーがー?」「ばーがー?」

「はんばーがーってそれおいしーの?」とあるかが聞いてくる!

「アルカ!ハンバーガーってのはメチャウマなんだ!」

「めちゃうまなのかぁ!!!」

「コウジ!作ってくれ!」

「もちろん!」


話し合った結果ミンチ肉にするのは手間がかかるので初めは『ちきんばーがー』というものにすることにし、パンはお店で買ったものを使うことにした。その分値段が高くなってしまったが仕方ない


ちょうど『チキンバーガー』を販売し売りまくっているころ…ウィンドウが立ち上がる


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通歩スキルがレベル2に上がります。


『HP吸収』対象モンスター(半減まで)を取得しました。

MP上限43に増加しました。

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「おお!HP吸収!!ん?モンスターっているの?」

「居るぞ?」

アチャ声出てたか!

「そうなの?見たことないや」

「旅人なのに??」

「動物ぽいのは見たけど…モンスターってスライムとか?」

「スライムとかだ!」


まじかここってそいう世界なの?もっと平和な世界かと思ってたよ


「じゃあ…魔法とかある?」

「魔法スキルな!」

「え?スキル?スキル持ってる人って普通に居るの?」

「いやスキル持ちは稀に居るな」


そうなのか!スキル持ちは他にもいる感じなのか


ラウドは変な質問してくるコウジを疑問視しながら肉を焦がさないように焼いている。



「どんなスキルがあるの?」

「まずは魔法スキル炎とか出したり出来るやつだ!それに生活スキルはまあ生活に役立つ魔法スキルって言ったところか?特殊スキルは俺もしらないな」


生活スキルかぁ!掃除魔法とかなのかな?俺が持ってるのって特殊スキルだよね!通歩スキルなんて訳わかんないもの HP吸収っていう攻撃魔法ぽい感じのも出てきたけど!


 



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