第34話 一難去ってまた一難
黄坂のおかげで廃部を免れる事ができた。黄坂はみんなの力だとは言っていたが、実際は黄坂の力なので、先輩としては少し情けないと思っているわけで、今後の活動で先輩として何か手本になれるように努力するしかないんだけどな。
それでも、学生時代の貴重な夏を犠牲にした成果は充分にあった。本来ならば流歌を誘ってプールやら夏祭りやらの青春を謳歌したい所ではあったが、終わりよければ全て良しだろう。
夏休みが終わってもやってる祭りとかはあるだろうし、なんなら秋になればそれはそれで文化祭とかのイベント事もあるわけだしと、浮かれ気味に部室へと向かい扉を開けて挨拶をした時に、その声は聞こえてきた。
「ういーっす」
「だから、俺は入部したいんだよ!」
「だから、まず部長に聞かないと私達もなんも言えないんだって」
俺が部室に入るなり、聞こえてきたのはそんな話し声だった。黄坂の声と、聞き慣れない男の声だった。
「あ、先輩」
「松橋せんぱぁい……」
俺の事を呼びながら、この部活のアイドル兼、被写体担当の可愛い小動物後輩が俺に抱きついてきた。あぁ、良い匂いがするし役得かなこれは。って呑気に沙織ちゃんから醸し出される甘いあま〜い匂いを堪能している場合じゃないから、とりあえず二人の間に割って入る事にした。
「どうしたどうした? なんの騒ぎだこれ」
「あんた誰だ?」
「いや、ここ部室だし、それこっちのセリフだから?」
「この人は
「おい黄坂、冴えない人ってなんだよ?」
「はっ、すみません。俺の名前は
ネクタイの色は赤いので黄坂や沙織ちゃんと同じ一年生だろう。
俺の学校は一年は赤、二年は青で三年が緑だった。
ここら辺に住んでる人なら、ネクタイの色で昭美高の何年かは特定できるくらいの効力を持ってる。
「とりあえず分かったけど、どうして入部したいの?」
「入部していいって事ですか?」
「待て待て待て、まだそこまでいってないぞ」
「雑用でも何でもやります!」
「いいから一旦話聞けよ!」
勝手に自己解釈して話を進める系ですか。これまためんどくさいカンジの人がやってきたモンだ。まぁとりあえず、理由だけでも聞いてみるか。
「とりあえず、えっと……剛田くんだっけ?」
「はい! 剛田です!」
「剛田くんはどうしてうちに入部希望してきたの?」
「写真撮りたいんです!」
「剛田くんって写真撮ったりしたことあるの?」
「ないです!」
「撮る派じゃなくて眺める派とか?」
「違います!」
「カメラが好きだったりとか、そーゆーのは?」
「ないです!」
「剛田くん」
「はい?」
「帰りなさい」
「えぇ!? えぇ〜!?」
いや、そんな驚いた様な表情をされてもね、んなカメラにも写真にも興味ない君をココに入れた所でなんになるって話だよ。
「そんな事言わないでくださいよぉ……」
「だって興味ないんでしょ?」
「興味はあります! 興味出たんですよ!」
そう言って、暑苦しい一年坊主は部室の入り口付近に怯えながら立っているウチのアイドルに向かって失礼な事に指を差しながら一言、言ってきやがった。
「俺、柚木さん撮りたいんです!」
「へ……?」
「は?」
「え?」
彼の一言で、この部室には、沈黙が訪れた。
▼
「先輩、とりあえずこれ外して貰えませんか……?」
「君に先輩と呼ばれる筋合いはない。ウチの沙織に何をするつもりだ?」
「何もしませんから!」
「いや、先輩以外になんて呼ぶんですか? それに沙織ちゃんは先輩のでもないですからね」
せっかくの優越感も、紅茶を置きにきた我が部の可愛げがない方の後輩が水を差すって展開で現実に引き戻されてしまった。
とりあえず、変な問題を起こされてるも困るので、容疑が晴れるまでは両手を後ろで縛らせて貰う事にした。
「とりあえず、なんで沙織ちゃんが撮りたいんだ?」
「可愛いからです!」
「他には?」
「綺麗だからです!」
「他には?」
「好きだからです!」
「なぁ黄坂。お前ならどーする?」
「追放します」
「ほほぅ、珍しいな。俺と黄坂が同意見だなんて。まぁ、そーゆー事だ」
俺はそう言い放ち、剛田の腕を縛ったまま部室を出ていけと言わんばかりにドアを指差した。
ウチの大切な娘はやらん! っじゃなくてそんな出会い厨みたいな男に入部されたら一溜まりもない。
「待ってくださいよ! あんまりじゃないですか!?」
「ココは彼氏彼女を探すお見合いの場所じゃねーんだよ。出会い厨は回れ右だ」
「でも、柚木さん撮りたいんですよ!」
「でも、の意味が分からん」
話しててもらちがあかないので、俺は無理矢理出会い厨一年を部室の外へと追いやった。
これ以上は沙織ちゃんの精神衛生上にもよろしくないし、黄坂も普段以上にピリついてるし。
たまには部長らしく、男らしく行動に移さないとな。自分でたまにはって言っちゃう辺り凄く悲しい気もするけど。
「とりあえず、今日の所は一旦帰ってもらったから」
「は、はい……」
「当然ですよ。写真が好きじゃないのに、ウチに入部したいとかあり得ないですよ」
「まぁ、黄坂も落ち着け」
「好きでもないのに自分を持ち上げる道具とかに使うのも心底腹立ちますよね。そういう人間が一番嫌いですよ」
「落ち着けって。とりあえず紅茶、ダージリン、もう一杯」
黄坂にそう言って、なにかぶつくさ独り言の様に呟きながらも追加の紅茶の用意をし始める彼女。
黄坂がこんなに感情を露わにするのも珍しいが、それ以上に怯えてる人が俺の横にいて、ずっと俺の右腕を抱きしめていた。
「大丈夫か? 沙織ちゃん」
「は、はい……大丈夫です」
そんな彼女の心を落ち着かせようと、ゆっくり優しく頭を撫でてみる。ゆっくりと気を落ち着かせる様に深呼吸をし始めた沙織ちゃん。
今では全然そんな事はないけど、やっぱり根は人見知りの引っ込み思案なんだよなと再確認した。
「まさか、剛田くんが部室にまで……来るなんて」
「沙織ちゃん、知りたいなの?」
「知り合いって言うより……クラスメイトって感じです」
「もしかしてクラスでもあんな感じなの?」
言葉は発さず、首だけを縦に振って俺の質問に肯定の旨の仕草をした。
クラスでもあんな感じで迫られてたら、そりゃああなるわなと思いながらも、どうにかしないと部としての活動にも影響し兼ねない、デリケートな問題にもなってくる。
「とりあえず、変に事を大きくするつもりもないし、あの手の男はなにをやらかすかは分からないから、あまり刺激すんなよ。特に黄坂」
「関わりたくもないので問題ないです」
「沙織ちゃんも、耐えられなくなったらすぐに先生に相談するんだよ?」
「は、はい……」
とりあえず、変な男の襲来事件はそこで幕を閉じた。けど、更なる問題はその1週間後に訪れた。
「なんだ、これ?」
「お近づきの印です」
「いや、近づくつもりないんだけど」
「そこをなんとか……お父さん……」
「君にお父さんと呼ばれる筋合いはないよ。んじゃなくって、こんなの要らないし受け取れないよ」
例のストーカー紛いな男の子は、部室にこそ来なくなったものの、今度は俺のクラスに来てこうやってお菓子を持ってきたり、入部させてくださいと頼むようになってきた。
なんだかクラスの一部の連中から、俺がこの一年をパシリに使ってる疑惑が浮上してきて、その誤解を解くのに必死な毎日を送っていた。
「もうら埒があかないから、放課後話し合おう。部室に来てくれ。今日は黄坂も沙織ちゃんも呼ばないから、二人で話し合おう」
「あ、ありがとうございます! 俺、精一杯頑張ります!」
「だから入部許可出してねーから! 人の話聞けバーカ」
軽口を言って、今日の所は一旦クラスに戻って貰って、放課後に詳しい話をしようって事になった。
▼
黄坂と沙織ちゃんには事前にスマホで連絡をして、今日の部活は無しと報告しておいた。あとは、例の彼が来てから詳しい話を聞くだけだった。
俺としてはすんなり撃沈してくれた方がありがたいけど、そんな潔くもないだろうなと思いながら彼を待つことにした。
「剛田です。松橋先輩いますか?」
ノック二回と共に例の彼がやってきた。
ノック二回はトイレの時だからソレ? 間違った知識を披露してることに思わずふふふと笑みが溢れてしまった。
「お待たせ。とりあえず中入ってそこのイスに座って」
「はい」
黄坂がいねーから紅茶は出せねーけど、っと思い、事前に自販機で買っておいた急須で淹れた様な濁りが特徴的なお茶を彼に渡した。
別に俺は急須で淹れた濁りが好みってわけじゃねーけど、買う時はいっつもこれだった。
「んで、剛田くんはうちに入部したいんだよね?」
「はい、そうです!」
「前にも言ったようにね、ここは彼氏彼女を探す場所じゃないんだよ」
「俺は、柚木さんが撮りたいんです!」
「カメラもやった事なくて写真に興味ないのに?」
「元々はなかったですけど、今興味出たんですよ!」
何だろうな、取って付けたような理由にしか聞こえなくて若干の腹が立つ。バカなりにもっと頭を使って言葉を発して欲しいなとも思ったり
こんな理由なら、黄坂が怒るのも納得できるし、なんなら俺だって今必死に怒りを抑えてる。
カメラって道具を、写真って物を、恋愛に発展させる道具として使おうとしてる事が許せなかった。
俺たち三人はそんな気持ちでカメラを握って、写真を撮ってるわけじゃない。そもそもの考え方が違い過ぎて、全く話にならないレベルだった。
「俺たちは真面目に部活動をしている。それこそ、写真展に入選するような写真を撮るために、日々奮闘してる」
「はい」
「遊びであって、遊びじゃないんだよ」
「はい」
「悪いけど、今の剛田くんの言葉からは、真剣さが見受けられないんだよね」
残念な事に、俺も現在ピリついてるから言葉を選んでる余裕が無くって、ついつい厳しい言葉をぶつけてしまう。
「それでも、先輩達が撮影した写真、すっごい良かったです! 今までの昭美月報、全部見ました! 先輩の撮った写真、すごい良かったです! 特に、去年の体育祭のあの躍動感ある写真は見て鳥肌立ちました!」
「昭美月報……」
昭美月報とは、ウチの高校の新聞部が毎月作ってる新聞みたいなヤツで、イベント毎があった時の写真撮影は俺の部が任されるから、その写真が載ることがしばしばあったりした。
そんな新聞部の自己満足のような月報を律儀に目を通してる人なんかいないと思ってたし、なんなら俺だって目を通してないレベルだった。
一応事前に資料が渡されるから、それ見て満足してるって理由もあるけどな。
「見てもらえるのはこちら側も嬉しい限りだけど、それだけで入部させるわけにはいかないからね」
「カメラも今購入予定です! バイトも始めて、今資金集めしてます! 写真も今勉強中です!」
一見やる気がありそうに見えても、狙いはやっぱり柚木さんなんだろうなって気持ちが拭いきれず、決定打に欠けるのが現状だった。
カメラを購入検討しますも、勉強中も大いに結構だが、それらも入る口実に聞こえてしょうがなかった。
「んで剛田くんはさ、どんな写真が撮りたいの?」
「どんな写真ですか?」
「そう、具体的なイメージだよ」
「俺は柚木さんの写真が撮りたいです!」
あ、ダメだなコイツ……俺は彼の返答でそう感じて、それ以上言葉を交わすのは辞めた。これ以上はムダだと俺の本能が訴えていた。
「一旦は分かった。今日の所はもう帰っていいよ」
「あ、ありがとうございます! 頑張ります!」
「だから入部許可出してねーって」
相変わらず会話の噛み合わないバカを部室から追いやって、俺はまたしてもイスに座りながら大きな溜息をついた。
「懲りてる感じはねーよな」
きっと、彼はまたここへ来る。絶対にやって来ると確信していた。彼女に、柚木さんに近づく為にやってくると。
「もう、いっそのこと先生に言っちゃえばいいんすよ」
「黄坂?」
「聞き耳立てるつもりじゃなかったんですけど、部室に忘れ物したんで来たら話声聞こえちゃったんで」
「まぁ、いっか」
「来たついでに、紅茶でも淹れましょうか?」
「悪い、頼むわ」
「了解です」
気の利く後輩は俺の気持ちが荒んでるのを察して、いつものように安らぎの効果があるダージリンの紅茶を淹れてくれた。
黄坂と出会う前は自販機とかでよく紅茶は買ってたけど、黄坂に淹れて貰ってからは、この紅茶の味と匂いが好きで買わなくなったな。
「相変わらずうめーし良い匂いだよなコレ」
「当たり前じゃないですか」
「黄坂は、どう思うよ?」
「そりゃ好きですよ」
「あ、違くてその一年の事な」
「あぁ、私は嫌ですけどね」
「だよな〜」
そもそもの話、実際に入部させたらさせたで部内の雰囲気は悪くなりそうな気配がするのは当然だった。
沙織ちゃんだって怯えてて、俺と黄坂からの評価は地についていて、そこがまず死活問題だった。
「そいや、黄坂嫌いなタイプって言ってたけど」
「嫌いなタイプですね。好きでもないのに写真とかカメラを利用する人が許せないんですよ。ロクに理解もしないで、ちやほやもてはやされる人が嫌いなんですよ」
「確かになー」
「入るぞ、松橋」
そんななんとも言えない感情に浸っていると、相変わらずノックもしないで顧問がやってきた。
俺らのローなテンションとは違くて、先生のご機嫌はすこぶる良くて、化粧が濃いことからおそらくまた合コンにでも誘われたのだろう。
今回も合コンに誘われたって事は、前回は何も収穫なかったって事なんですね。
「なぁ松橋、お前なんか失礼な事考えてないか?」
「いえ、何も」
「そうか、なら良いんだ」
「ってか先生は何しにきたんですか?」
「おお、そうだった。ちょっと新入部員の事で話がしたくってな」
「先生の所にも来てるんですか?」
「あぁ、毎日のようにやって来てるぞ」
まさか、ここ以外にも拠点を増やしていたとは。けど、先生がここへ来たって事は、そいつを生かすか殺すかのどっちかだろう。そして、印象的には俺らと違う……
「なかなかに良さそうじゃないか。入部を認めたらどうだ?」
「先生、正気ですか?」
「あぁ、私はいつだって真面目だぞ」
「ただの恋愛脳ですよアイツ。沙織ちゃん……柚木が可愛そうなだけですよ」
そうだ。この件で一番被害を被るのは沙織ちゃんなんだ。それで被写体活動を諦める事態とかになったら、俺は沙織ちゃんに申し訳なくなってしまう。
一人の少女の夢を潰す事の責任は俺には取れないし取りたくない。
「まぁ、待て。そう悲観する事でもなかろう。とりあえずコレを見ろ」
そう言って先生は小脇に抱えていた茶封筒から、いくつかの写真を取り出してきた。
「これ、どうだ?」
それはいろんな種類の花の写真だった。どれも角度とか左右のバランスとかが歪で、いかにも初心者が撮ったっぽい写真だった。
「こっちはどうだ?」
そう言って先生が違う写真を見せてきて、そっちの写真には特に変なイメージは抱かなかった。だが、先生がコレで伝えたい事の意味は全く分からなかった。
「先生、なんなんですかこれ?」
「最初に見せた写真と、あとに見せた写真。どっちも剛田が撮った写真だよ」
「え?」
「毎日私の所に来てな、写真について教えてくださいって頭下げに来るんだよ。私は教師だし、生徒の背中を押すのが仕事だ。そりゃ当然教えるさ。それでも、あいつは自分でも勉強をしていると、私は思うな」
そんな事実は知らなかった。けど、それを聞いただけで俺たちの彼に対する評価がガラッと変わるわけがない。
先生に対しては猫かぶって、そう接しているとしか思えなかった。
「けど、あいつは柚木が好きで、可愛くて、だから写真が撮りたいって言ってるんですよ? 完全に私利私欲じゃないですか」
「私もそう思います」
だが、俺たちの意見を聞いた先生は盛大な溜息を零した。なんだか、俺たちが厄介者扱いされてるみたいで気分が悪くなった。
「君達の考えを少し正そう。相手のことを可愛く思って、好きだから撮りたいって感情のどこか悪いんだ? 松橋は私利私欲と言ったが、お前自身だって自分自身が納得できる写真を、自分の理想の写真を撮りたいんだろ? 彼と何が違う? 私は何も違わないと思うがね」
「いや、俺はそんな邪な思考で撮ってないです」
「人を好きって感情を邪って言葉で片付けるのはどうかと思うぞ。むしろ、潔くて良い理由じゃないか」
「良い理由、ですか……?」
声音はピリついてるが、感情を押し殺して黄坂が声を発しているのが俺にも分かった。
「動機がはっきりしていて分かり易いじゃないか。それに、写真を好きになるきっかけなんて人それぞれだろ。松橋、お前がいつも言ってるように、人の数だけ考え方も捉え方もあるんだよ」
「ですけど……」
「お前たちが拒む理由はそれだけか? 他にもあるなら聞くぞ」
「……今日の所は、いいです」
「そうか。なら私は予定があるからまたな」
そう言って先生は部室から出て行った。先生が部室から出ていったあとでも、俺と黄坂の間には沈黙の時間が流れていた。
「先輩、なんとか言ってくださいよ」
「んなこと言われてもなぁ……」
「ただ言われっぱなしじゃないですか」
「そう思うなら黄坂がなんか言えよ」
「先輩部長なんですから。こーゆー時は部長の仕事ですよ」
「なんだそのとんでもな他力本願思考はよ……」
先生の正論に、俺たちは何も言葉を返せなかった。けど、コレは理屈じゃなくて感情の話だから、それをどうこう言ったってしょうがない事は分かっていた。
先生と俺たちが見てる所も、景色も違うから、意見が食い違って思考が食い違うのも当然だけど、それですら先生の意見の中では彼を嫌う理由には筋が通らないのだ。
「あ、松橋くんいたいたー!」
「んだよ緑川、今忙しいんだけど」
「大変だよ大変なんだよ〜。もう本当に大変なんだよ〜。あ、真理愛ちゃんこんちゃ〜っす!」
「だから黄坂って呼んでください」
相変わらず緑川は学習せず空気を読まずにやってくる。
そういや俺もお前に伝えたい事があったんだった。丁度良いから、緑川の話を聞いてから俺も話すとしようか。
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《令和コソコソ噂話》
第34話読了してくださりありがとうございました!
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