第3話 いよいよ戦闘開始!
GM:助けた女性が言います。
「地域の当番で側溝掃除をすることになりまして。掃除をしていたら、急にモンスターに襲われたのです。今度地域の皆でお金を出し合って、ギルドへ討伐の依頼を出しますわ。あなた方もお気をつけて」
さて、リサが形見の指輪を落としたらしき場所にも側溝があります。あなたたちはなんやかんやで指輪がその側溝から下水に落ちたようだということが分かった。人が入ったような形跡はないので、リサもそこまでは探していないでしょう。
ボラフ:スカウト技能を持っているボラフが目ざとく気づいたのかもね。
「スィオネ様、もしかしたらリサ様の指輪はここから下水に落ちてしまったのではないでしょうか。リサ様もそこまでは探していないと思われますが」
スィオネ:「ありがとう、ボラフくん。サクさん、一度下水道に降りてみませんか?」
サク:「そうするとしようかの。しかし、先程のご婦人が側溝掃除をしていてモンスターに襲われたと言っておった。もしやモンスターが巣食っているのかもしれん。用心せねばな」
GM:ではここで全員、[探索判定(観察/ス)]をお願いします。目標値は8です。
ボラフ:おお、スカウト技能が活きる!僕の基準値は4だ。*roll*出目は9なので、基準値がなくても達成でしたね。
スィオネ:全員だから、私たちにも判定が必要ですかね。*roll*スィオネの出目は9。基準値はゼロですが成功です。
サク:*roll*サクの出目も8。基準値ゼロだけど、成功っス。
GM:では全員気が付きます。奇妙なカエルに似た怪物の手に金色の指輪がはめられています。おそらくリサが言っていた、形見の指輪でしょう。
サク:「どうやら、あのカエルみたいなのが指輪をくすねたようじゃ。今仕留めないとどこに行ってしまうか分からんぞ」
同意を得る前に、サクは武器を構えています。
スィオネ:「ま、待ってサクさん」GM、[魔物判定]できますか?
GM:はい、どうぞ。
スィオネ:*roll*出目は7で、知識の5がプラスされるから、達成値は12です。
GM:スィオネちゃんにはその魔物が何かはわかりますが、弱点までは見破れませんね。
魔物が『ヌズマル』だということが分かりました。
スィオネ:ふむふむ……、え!? このカエルが『魔神』!?
GM:分類上はそうですね。
スィオネ:ふえー、討伐依頼のモンスターたちよりも強かったんじゃないの、これ?
ボラフ:まあ、とは言え数は少ないから。討伐依頼って言うくらいなら、複数体出てきたんじゃ?
GM:Ifの話はここまでにして、戦闘に入りましょうか。
えー、下水道内には灯りがあるということで、【暗視】がなくとも普通に動けることにしましょう。[先制判定]をお願いします。
ボラフ:誰か一人でも成功すればいいのであれば、まずはスカウト技能を持つ僕がやりましょう。*roll*出目5プラス4だから9。あー、失敗です!
スィオネ:じゃあ、ダメ元で、まずはスィオネから。*roll*出目5。ダメです……。
サク:*roll*あたしも出目4。地の利は敵にあるか~。
GM:ヌズマル1体は前衛に配置します。
サク:えーと、こちらは、サクが前衛で――
ボラフ:ボラフも前衛ですね。
「スィオネ様、後ろにお下がりください」
スィオネ:「え。ええ」
GM:では前線が『乱戦エリア』になりますね。今回は固定値ではなく、ダイスを振って戦闘しますよ。
ヌズマルの攻撃対象は、1dを振って1~3ならボラフくん、4~6ならサクさんにしましょう。
*roll*出目4なのでサクさんに攻撃。行動もダイスで決めますね。
*roll*おお、【緑血の呪い】です。[命中力判定]、*roll*出目は6、4を足して達成値は10です。
サク:サクの回避力判定スね。*roll*出目7+回避力3で10だから?
GM:達成値が同じなので回避が優先ですね。ヌズマルの攻撃は当たりませんでした。でも攻撃の代償は支払われるよなー、この書き方だと。(HP22→HP18、MP22→MP18)
サク:なんかヤバそうな攻撃だったから良かったー。さて、こっちのターンっスね。
スィオネ:まずはスィオネが動いて、ボラフくんとサクさんに【エンチャント・ウェポン】をかけます。
《魔法拡大/数》で消費MP2倍のMP4使用。*roll*出目7なので成功です。ふたりとも物理ダメージプラス1です。
ボラフ:「ありがとうございます、スィオネ様」
次は…
サク:お先にどうぞ。
ボラフ:それではお言葉に甘えて。ボラフはショートソードで攻撃します。*roll*出目10成功。*roll*命中は5+5で10。
GM:*roll*ヌズマルは6+4で10。またも同値ですね。回避優先なので、当たらず。
サク:さっきから踊ってるだけになってるw
じゃあ、あたしもヘビーメイス(片手)で攻撃します。*roll*6なので成功、*roll*命中は7+3で、武器補正で+1されて11だ!
GM:第2ラウンド開始です。ヌズマルの回避は、*roll*9+4で13。当たりませんね。
ヌズマルの攻撃。*roll*対象は、ボラフくん。*roll*行動は【緑血の呪い】で、*roll*6だから成功。*roll*命中は8+4の12。今まで通りなら当たりそうだけど……?
ボラフ:*roll*ボラフの回避判定は、8+4、さらに盾の補正で+1なので13。残念でした。
GM:うーむむ、反動でさらにHPとMPが削られてしまったw
このままじゃ反動で死んでしまう 。(HP14、MP14)
スィオネ:次はまたスィオネから、プロテクションをかけます。《魔法拡大》でMP2倍。*roll*6で成功、MPは2の消費量です。
ボラフ:「ありがとうございます、スィオネ様。それじゃあ、《必殺攻撃I》を使います。ここだ!」
*roll*よし、出目は9、プラス5で、14!
「これは避けられまい!」
GM:ヌズマルの回避は7、プラス4で11だから、避けられませんね。やっと攻撃が当たった。
ボルフ:やった! 威力は、*roll*出目が8、《必殺攻撃I》により、出目が9として扱われるから……ん? 《急所狙い》で、この場合、出目が9でもクリティカルになるのかな? もう1回振って*roll*今度は出目が7だから、武器ダメージは4+2の6ダメージ、エンチャント・ウェポンの効果でプラス1さらに、追加ダメージ4で、合計11ダメージだ!
GM:くっ、防護点が3だから……あー! もうだいぶフラフラですね(HP6、MP14)。
くー、倒される前に、一撃でも冒険者にダメージを負わせたい!
サク:その前にワシの攻撃じゃ!
「ボラフ坊、よくやった! ワシも続くぞ!」
*roll*命中は6+3、さらに武器補正で+1で合計10! ……あ、当たらないかもw
GM:ヌズマルの回避は9+4で13ですね。避けました。
サク:「こなくそ! ちょこまかと!!」w
GM:ではヌズマルの攻撃です。今度こそ食らってもらいますよ!
対象は、*roll*あ、またボラフ君ですね、当たるかな……。行動は、*roll*【緑血の呪い】!うぐぐ、どこまでも捨て身の戦いを挑むヤツだw *roll*命中は出目8、プラス4で12。さっきと同じだ!
ボラフ:ボラフの回避は*roll*出目6プラス4、防具補正がプラス1、だから、ああっ、11です!《必殺攻撃I》の反動なしでも当たっちゃいました。
GM:おー! やったー! 倒される前に攻撃を当てられるぞ!この攻撃は、なんとスィオネちゃんのプロテクションを貫通しちゃうんですよー!
ボラフ:「な、なんと…!!(知ってた)」
GM:ダメージは、*roll*出目6なので、8点ダメージ。ですが、ここで[精神抵抗力判定]です。ボラフくん、お願いします。
ボラフ:うう、また呪い属性ダメージですか。不運体質なのかな。
*roll*出目が7、精神抵抗力は3なので、10ですね。これは……?
GM:不達成扱いですね。それでは8点ダメージを食らえ~!
スィオネ:ちょっと待って下さい! ここで“剣の恩寵”を使います。このタイミングなら、『自分の行為判定』ではなく、『他者の行為判定』後の宣言ってことでいいですか?
GM:いいでしょう。それでは演出をお願いします。
スィオネ:おおお、えーと、えーと、何だろ? 精神抵抗に力を加えるような言葉? 呪い属性攻撃だし?
「ボラフくん、飲み込まれてはダメよ!」
みたいな?
ボラフ:おおー、ありがとうございます! 僕が行為宣言前にやればよかったか。舐めてかかってたw
とはいえ、当たっても、この戦闘で終わりなら大丈夫そうな気がするけど、増援とか来たらヤバいですもんね。
「く、これしき……!」
ということで、[精神抵抗力判定]の達成値は12になって、成功でしょうか?
GM:はい。でも、半分の4点は食らってもらいます。
ボラフ:うわー、もうボラフの残りHPが11になってしまった~!w(HP15→HP11)
GM:いやいや、ヌズマルなんて、さっきの攻撃の反動でもう風前の灯ですw(HP2、MP14)
スィオネ:次に攻撃を当てればほぼ勝ちは確定でしょうか。なら、とにかく当ててくれということで、ボラフくんとサクさんに【ファナティシズム】を使います。発動自体は7で成功。《魔法拡大/数》で消費MPは6。残りMPは9になりました。
サク:ボラフくんが攻撃を当てちゃうと、サクの出番がなくなりそうなのでw、あたしが先でいいっスか?
まずは命中。*roll*出目7だから+3+1に、さらに【ファナティシズム】の効果で+2で合計13!
GM:*roll*ヌズマルの回避は7+4の11です。当たりますね。
サク:おお! *roll*威力は、出目が6だから、4ダメージ、追加ダメージで+4、【エンチャント・ウェポン】の効果で+1なので、合計9ダメージ!
GM:はい、防護点で軽減したとしても、ヌズマルは倒れました。みなさんの勝利です。
ボラフくん以外、怪我を負うことなく勝ちましたね。
うーん、ヌズマルの【緑血の呪い】、成功したらHP,MP消費なら違ったかもしれないですけど、一応、この緑の血は彼ら自身の血みたいなので、身を削って攻撃しているんでしょうね。
(※有識者の皆さん、認識が間違っていたら否定してください)
では、戦利品を獲得して下さい。悪魔の血は自動取得、さらにもう1つもらえるか、ですね。
スィオネ:出目は3ですね。自動取得以外のものはなしですか。これはギルドに持って帰って換金するというのでいいのでしょうか。
GM:基本的にお金に替えてしまうのがいいと思います。
それでは、見事ヌズマルを倒したあなたたちは、無事に指輪を取り戻しました
……特にやりたいことがなければギルドに戻って報告しちゃっていいでしょうか?
スィオネ:「怪我をしたご婦人にモンスターを討伐したことを知らせましょうか?」
ボラフ:「いえ、まだ他にもいるかもしれません。そもそも他のモンスターに襲われた可能性もあります。ギルドが正式に調査討伐を終えるまで、引き続き警戒してもらうのが良いかと」
サク:「そうじゃの、ワシらも不用意に側溝だの下水だのに近寄らん方がいい。やるならしっかり装備を整えて、じゃ。それで、ボラフ坊、さっきあのヌズマルとかいうヤツの攻撃を浴びとったじゃろ。ちょいと見せてみ」
と言って、【キュア・ウーンズ】をかけます。*roll*出目4で回復量は……あ、1+3で4しか回復しなかったです。
ボラフ:ちょうどヌズマルに負わされた分は回復しましたよ。
「ありがとうございます。サク様」
サク:「あー、まあ、その、『様』はやめてくれんか。スィオネ嬢はあんたの主人かもしれんが、ワシはあんたとは対等の立場じゃ。呼び捨てで構わん」ちょっと照れくさそうに頬を掻きます。
ボラフ:「ですが、あなたは私共の命の恩人です」
サク:「冒険者稼業は助け合いじゃ。それに、先の剣技、見事なものじゃった。ワシ一人では逃げ惑うアイツに攻撃を当てることすらままならんかったし、助けられたのはこっちも同じじゃ」
サクは引き下がりません。
ボラフ:ww ボラフはふっと微笑む。
「かしこまりました、サク。共にスィオネ様をお守りしましょう」
サク:「おう! ワシはスィオネ嬢を守る盾、あんたはスィオネ嬢を守る剣じゃ!」
スィオネ:「え、ええー…」
スィオネは自分が担ぎ上げられているっぽいことにちょっと納得がいかないようですw
「スィオネだって、みんなを守ってみせますからね!」
GM:はーい。ギルド支部長のマルコに報告をすると、依頼人のリサが駆けつけてきました。
「間違いありません!これは、お父さんの形見です!」
内側にイニシャルでも彫られていたのでしょう。先日の表情とは打って変わって、同じ人物が出せるものかと思うほどに大喜びをしています。
あなたたちは支部長から一人300Gの報酬を得ました。さらにヌズマルから得た戦利品を換金して100Gを獲得、合計で1000Gになりました。
経験点チット(緑)は2個獲得です。
お疲れさまでした!
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