第4話 スーパームーン 残念ムーン

 今年の月食はすごいぞ!

早くから話題にもなっていたし、ニュースにもなっていた。

だけど私の住んでいる地区はせいぜい雲間からのお月見になりそうと・・・・。

結果、月食もスーパームーンも見ることができませんでした。

ザンネン、ざんねん、残念ムーン。


 月食が見えるとしたら南東の空で高度も低めということで自宅の窓からは無理。

わざわざ近くの南東の空が見渡せる歩道橋まで出掛けたのに・・・残念でした。

まあ、今回のオデカケは往復600歩程度。

だけどみんな考えることは同じようで歩道橋には人だかりができていました。

この辺ならここで見るのが正解だよね。

ここの歩道橋は大学や駅に向かう遊歩道の一部で幅は十分にあり、歩行者や自転車の邪魔にはならないが南側の手すり付近は「密」になっていたよ。

 月の出ぐらいの時間と皆既月食のはじまる少し前、そして皆既月食が終わる頃と月食が完全に終わる時間、更に月が南中する時間と5回もオデカケしたのに1回も月の姿を拝むことはできませんでした。非常に残念な天体観測のオデカケでした。

 実は今回の月食とスーパームーンについては見えても残念かなとと思っていた。

理由は黄砂。空が霞むんでいる。

前日の夜に満月に近い月を見ているのだが霞んでいて月の周囲がいまいちという状況だった。むしろ傘ができていればそれも一興だったのだが、残念ながら傘も出ていなかった。そういうことで今回の月食は「ハズレ」でした。

一応儚い期待を持ってデジタル一眼のカメラと三脚を持ってのオデカケだったのに。


 一眼レフカメラを初めて持ったのは小学校6年生の冬でした。この時も月食があるということで無理を言って一眼レフカメラを親に用意してもらいました。それから何台もの一眼レフカメラやコンパクトカメラを使ってきました。東京の都心にあった自宅からフィルムを購入しにテクテクと今は都庁のある街に歩いて行ったことは何回もある。今良く宣伝しているカメラ屋のバラックのような店舗で安いフィルムやカメラ用品を買ったのが懐かしい。よくおまけもサービスしてくれたしカメラの扱いについて教えてもらったもんだ。少し経ってビルが立っていたけどね。今もそのカメラ屋は利用しているけど最近は本店に行くことが少ないなあ。いま使っているタブレットパソコンのうちの1台もそのカメラ屋の隣県に近い場所にある支店で買ったものだ。

快調に動いていて重宝している。ポイントも現金なら10%付くのでその点はいいよね。通販だとクレジットカードでも10%だしね。


 小学生の時に住んでいた自宅から都庁のある街まで歩くとその頃の私の歩行スピードで1時間強の時間がかかる。往復17kmぐらいあったからかなり良い速度で歩いたと思う。勿論、信号や交通ルールはしっかりと厳守していた。性格の問題だと思うが車が来ない時の赤信号は他人がみんな渡っていても渡れない人間だ。イギリスでは赤信号でも車が来ていなければ渡るのはOKと聞いたのはその頃だったか。確か英語会話の学習資料で見たような・・・。

因みに行きに比べて帰りはだいぶ時間がかかったように思う。それから私の使っていたルートは鉄道沿いのコースだったけどあのコースはもっと短縮できなかったものだろうか?東京都心って道が入り組んでいるからショートカットコースは難しいんだよね。下手をすると道に迷って余計に時間がかかってしまうことがあるしね。

まあ、のんびり散策するにはそのほうが楽しいけどね。私だけの休日のオデカケにはそのほうがいいよね。


 さて次の夜のオデカケはいつになるのかな。


あ、大事なことを言い忘れた。テレビで望遠鏡を使った月の観測をしていたし、月食があるということでの望遠鏡の販売が行われていたけど、満月をまともに望遠鏡で観測すると強い光で目を痛めるので注意が必要だよね。むーグラスあたりを使ったほうがいいと思う。

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