第4話

雨が降ってきたと思ったら、空からゴキブリが〜!ヨロイモグラゴキブリか〜?ヤマトゴキブリ?こばねごきぶり〜?

ふわふわ、飛んでいるシンジュサン、ヨナグニサンが粉を振りかけてくる。

キャ〜っていうまもなく、床にはゴキブリとがの絨毯が、固くて少しフワフワ…きも〜。

私は何故か大きいちりとりと、ほうきを持っていて、それを集め始める。

いつも、猫や犬からダニを取る動画を見ているから。こんな事になったのか?

猫や犬がダニから開放された時の安心感と言ったら、最後までそれを見ずにはいられない私。

お母さんは、気持ち悪いと言うけど、私が無理やり見せる。

その天罰か〜?

その時だった、一匹のゴキブリが私を、膝カックンして、背中に載せ動き出した。

どんどん、どんどん進んで行って私はだんだん小さくなって、排水口に入っていった。

ギャ〜ッ。

ゴキブリに乗って、排水溝を流れていく、昨日の雨でか、意外と水量が多いような。

ゴキブリサイズだったら、少しの水でも、川に感じるのかなんて考えてたら、どんどん流れが早くなって、急に滝になって、私とゴキブリは投げ出された。

そこは、もう外でカエルがいっぱいの田んぼの用水路だった。葉っぱに捕まって、あぜ道に登ったら。

今度はカエルが、寄ってきてゲロゲロ周りを囲まれたので、「うるさーい」って言ったら止まったけど、また鳴き始めたから、テクテク歩き始めたら、目が覚めた!

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