Session6-11 戦利品:ハイマンの女性

GM:では敵のターン、ミガ1の行動。(ころころ)アルクトス狙いで、ロケットパンチを放つ!

アルクトス:グワーッ。

GM:貫通効果だ!巻き込まれ判定どうぞ!

シュシュ:(ころころ)ジャンくーん!

GM:ジャンくんのみ失敗か……こっちは……(ころころ)あ。

アルクトス:左半身巻き込まれてる(笑)。

GM:なに、避ければええねん……(ころころ)あ。ピンゾロ。

一同:(笑)

シュシュ:(ころころ)ジャン君回避失敗です。

アルクトス:(ころころ)回避などない。

イスデス:「腕が光って……?」

GM:3体へダメージだ! くらえーーーーーーーーーーーーーー!!!!!(ころころ)ジャンくんに17、アルクトスに11、左半身に11の物理ダメージ!

シュシュ:「……っ! アルク様っ……!」

イスデス:「うわぁぁ!? なんだ今の……! あっぶねぇの!」


GM:バレンドルンの行動はー……(ころころ)光弾だ!

シュシュ:あいそあーますく。

GM:……せやな……。あいそあーますくがあるひとー。

シュシュ:今回はシンカイかな。

シンカイ:防護点が低いほうでしたわね。(ころころ)3、吸引してライフで受ける!

GM:あいつなんかむかつくわね……って感じで光弾が飛んでいくぞ!(ころころ)16に精神抵抗どうぞ!

オルフ:魔動機だろうとムカつかせる驚異のアイテムアイソアーマスク(笑)。

イスデス:やたら強いな……。

シンカイ:どんとこいですわ!(ころころ)2たりない。

GM:(ころころ)12点魔法ダメージ!

シンカイ:「……!」剣の背を立てて歯を食いしばって耐える。残り12です。

GM:続いて左半身、ジャンくんにアタック!

シュシュ:ひぃん。狙われすぎじゃない?(ころころ)失敗。

GM:(ころころ)15物理で終わり!



2ラウンド目、味方のターンはイスデスがシンカイ、ジャンくん、アルクトスに回復を。

オルフはヴォーパルウェポンBをシンカイに使いつつ、右半身を殴りにかかります。

ダメージは38。残った右半身のHP13を、アルクトスとライズが【ランケア=ルイナス】と【スパーク】で、

抵抗されるも削り切ります。


GM/ライズ:「いぇーい! アルクとのがったいまほうー!!」

オルフ:「十分だ。よくやった」

イスデス:「ううん、良いコンビネーションだ。シンカイちゃん続けー!」

アルクトス:「ふん……」

シュシュ:「……ありがとうございます。これでだいぶ楽になります!」

ライズ:「合体魔法ってひびきなんかかっこいいねっ! ケンキュウしようかな!!」

オルフ:しかしずっと敵の抵抗が高い。

イスデス:マナコーティング持ちかー?

アルクトス:B4かつハイマンだから行使はそこそこ高いはずなのに、碌に抵抗が抜けない。

シュシュ:ボスの抵抗はキツいですね……欠片入ってるので。

シンカイ:GMの出目が高すぎる。

GM:これが日ごろの行いってやつですよ。


イスデス:「ううん、良いコンビネーションだ。シンカイちゃん続けー!」

シンカイ:手番開始。クリティカルレイAを使用して、ミガ1への攻撃に載せます。ミガ1とバレンドルン左相手に薙ぎ払い(ころころ)……命中! ダメージはミガ26、バレンドルン……ピンゾロ。

オルフ:かせぐ。

シュシュ:私は【防御姿勢】からの《巨象守護の型》で手番終了。「あと少し……あと少し我慢だよシュシュ……」


敵の手番、ミガとバレンドルン左半身はランダムの結果ジャンくんへ殺到するも、シュシュが[献身]を使用してガード。

ダメージを最小限に抑え、オルフの3連撃とシンカイの薙ぎ払いでバレンドルンが爆散。

2点残ったミガのHPをライズが仕留めようとするも、MP0で魔法行使のフェローダイスを引いてしまい失敗。

代わりにアルクトスが【アクス=マリスティアス】で撃破します。



GM/ライズ:「ごめん、外しちゃった!! おねがい!」

イスデス:「だってさ。頼まれてあげなよアルクくーん」

アルクトス:「別に頼まれなくてもこれくらいはやる」

GM:呪いによるダメージが機械の身体をも蝕み、ミガもまた行動を停止する。戦闘終了だ!



シュシュ:「ふぅ……終わったんだ……」盾をからんと落としへたり込む。

アルクトス:「魔力が空か・・・ギリギリだな」煙草を取り出して火縄壺で火を付ける。

シンカイ:「ふぅ……ふぅ……はっ……!」錬技の切れるタイミングギリギリで構えをいったん時、納刀して胸を張りなおします。

イスデス:「シンカイちゃん、まだキュアもあるよ……?」

シンカイ:「いえ、平気ですわ。まだ錬技が切れただけですので……障りはありません」

オルフ:「済んだな。……」ゲートは残ってる?

GM:君たちは部屋を見渡す。……奈落の魔域に似たゲートは、既に閉じられている。また、イアンら……"奈落教"と言っていたが、彼らの姿もなく、この部屋に貯めこまれていただろう紫水晶も、ある程度持ち去られているとわかるよ。

オルフ:「……少なくともある程度の繋がりの情報は得たか」

シュシュ:「奈落教……でしたか」

GM:とはいえ、君たちが迅速に追い詰めた結果、多くの水晶が回収されずにすんだらしい。

小さいものが多いが、部屋に散らばっているそれらを集めれば、『ヴァルブレバーズ』や『デビルオクトパス』から回収したそれと同程度の質量にはなるはずだ。

シュシュ:うぇーい。

アルクトス:回収回収。


オルフ:「……戻るか。道中で連中も回収してな」

イスデス:「あの魔術師ちゃんも含めて、持って帰るとするかな」

シュシュ:「……私の魔力も空っぽです。疲れるなぁあの呼吸法……」

GM:魔動機、それからアンデッドの戦利品。……そして、いまだ気絶しているハイマンの女性。これらを回収しつつ、この近辺までの道を地図に書きとめてお宿亭に戻れば、依頼は達成だ。

アルクトス:戦利品、ハイマンの女性。

オルフ:マテリアルカード何色になります?

シンカイ:ハイマンの女性をマテリアルカードにするですって???(笑)

アルクトス:やべぇこといいだしたぞ。

シュシュ:業が深すぎないか。

オルフ:戦利品って言うから……(笑)

シュシュ:まぁでもカードに人が封印されるのはよくあることですよね。

GM:名言語録がまたふえるわ……。戦利品は、バレンドルンの3部位とミガ2体。それから、スケルトンソルジャー3体にボーンハウンド2部位……合計10回ですね。

シュシュ:やるか!イスデス!

イスデス:あいよぉ!



【幸運は富をもたらす】と〈幸運のお守り〉の合わせ技により、合計で2680G相当の戦利品を回収。

それにハイマンの女性が持っていた"紫水晶"と、最奥部で奈落教のメンバーが管理していた水晶で、2万G相当が追加されました。



GM:時刻は、午前2時ごろ。迷宮のようなボドロフの地下街から抜け出し、

お宿亭へ帰還できるのは、3時半を過ぎたあたり。

アルクトス:疲れたのでマナーとか気にせず歩き煙草しながら帰ります。

オルフ:まあグランゼールだし大丈夫大丈夫。


GM:グランゼール国内で"紫水晶"を広めていたのは、"奈落教"……そして、その構成員らしき男イアンは、ホルンの師であった。さらに、アルクトスと同じ魔法陣を備えたハイマンに、改良された謎の魔動機……今回の依頼で得られた情報は、非常に多かっただろう。

深夜、閑散とした新市街区……最低限の明かだけが灯った雀のお宿亭。冒険者たちがその扉を潜れば、ホールには冒険者の帰還を待つ、女将の姿があった。



シュシュ:「ふあぁ……流石に眠いですね……」

オルフ:「……戻ったぞ」出来るだけ静かな声で告げる。夜も遅いしね。

アルクトス:「眠気はないが、体力がそろそろ尽きる……」

シュシュ:「……あっ、クレナイ様……」あくびを抑えてぺこりと頭を下げる。

GM/クレナイ:「……無事に戻りまちたか。」ほっとしたような表情を浮かべ、君たちを出迎える。

「とりあえず、中へ入って休むでち。……コーヒーやスープもなんか用意していまチュよ」


シンカイ:「女将様。まずこちら、戦果……戦果?でございます」連行されてるハイマンの人を示す。

GM/クレナイ:「おや、それは……ハイマン、のようでちね?」クレナイは、女性の手の甲に刻まれた魔法陣を見て言うよ。

オルフ:あとハイマンと戦ったとき一緒にいた人たちも一応連れ帰ってはおこう。

アルクトス:「すまない、こいつぐらいしか捕らえられなかった」

GM/クレナイ:「大丈夫でち……申し訳ありまちぇんが、体力のある人から詳しく聞かせてもらうでち」クレナイはオルフにコーンスープを渡しながら、店の奥へと進んでいく。

オルフ:「ああ、一通り休んだら俺から報告しとく。全員休め」

シンカイ:「わたくしも説明に残りますわ」何よりオルフだけじゃ一言足らんだろうからというアレ。

シュシュ:「……すぅー……すぅー……」付いていこうとしていたが既にジャンくんの上で寝ている。

イスデス:「んー、じゃあ二人に頼めるかな? 拙はちょっとこの子を部屋まで送ってってあげないといけなさそうだからねぇ」

GM/ライズ:「ん、そうだね……オイラも手伝うよ」目を擦りながら、ライズはイスデスを手伝います。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る