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第4話 結論その2の前置き!」への応援コメント


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    初めまして、

    ここまで拝読いたしまして、色々と分かり勉強になると思いました。

    で、ですね、日本語で書かれた書籍はどう翻訳されるのだろうと思いました。
    翻訳って、文化、宗教、時代を考慮されて、
    日本語なら日本人の文化に受け入れられる表現
    英語ならアメリカ人の文化に受け入れられる表現
    に直すものと思っておりました。

    言葉の例えば意思決定は国籍・宗教により選択が異なる場合があるでしょうから、
    その国々独特?習慣?を明示的に書いてやる必要はあるけど。
    言葉は、翻訳でなんとかなるものと思っておりました。


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    具体的な例を挙げていただき、
    またお時間のかかるのに、回答していただき申し訳ありませんでした。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

     翻訳についての質問ですね。実はこの質問は私にとっても大変難しいです。何故ならこの翻訳という動作は言語活動においては最も高度な部類に当たるからです。なので結論として私はほとんど翻訳はしていないです。

     実は語学学習者はある程度英会話が出来るようになったら読書においても英語は英語で理解して自分の脳内ですら日本語への翻訳は行わずに理解完了しています。
    自分の脳内に英語の辞書のみならず文化習慣の書庫もできているので、日本語の書庫にお邪魔しなくても情報処理が完了している感じです。

     翻訳はまだ脳内に外国語の文化習慣書庫が無い人にでも理解が出来るように受け手側の文化習慣基準で説明をする作業だと私は考えています。すなわち説き手には二言語の文化習慣書庫が脳内になければなりません。

     我々は中一から翻訳問題を解かされていて翻訳が言語理解に付きものだと捉えがちですが、それほどまでに高度な技術を初心者の頃から求められていたということになります。

     翻訳がいかに困難であるか実感できる問題があります。

    問:この日本語を英訳しなさい
    「風流」

     この問題はプロの翻訳家でも翻訳結果が分かれて難しいと思います。そして翻訳が出来ても受け手の英語話者の脳内に日本書庫が無ければ結局日本人が想い描いている通りの風流は伝わりません。

     以上、私の翻訳に関する考えを述べさせて頂きました。

     メイン作品の「俺は英語が嫌いだ」は脳内に外国語の書庫を造り上げる過程を読者様自身が体験できる実験を含んでいます。

     読者様が実体験しながら青春ストーリーを楽しめるように工夫して作成しておりますので合わせてご覧頂ければ幸いです。

  •  面白いです。高い次元を表現するのが難しいなら、今自分がいる次元の特徴をより強く出していけば良い。という事ですね。

    作者からの返信

     はい、外国人のセリフからは日本人の癖を省き、日本人のセリフには強調することで両者の表現にギャップを作ります。

     このギャップの大きさが、低次元から高次元への背伸びになると考えております。

     この章は気取り過ぎて知識マウントにも捉えられかねないと思っておりましたが、興味をお持ち頂けたと知って光栄です。

     科学への理解の深いお方とお見受けしましたので参考にしたYouTubeの科学チャンネルを共有させて頂きます。高次元から低次元を観るとはどういうことか分かり易く解説されています。小説家としても物語をメタ認知するための良いヒントになると存じます。

    VAIENCEチャンネル
    【危険地帯】4次元空間に足を踏み入れた者の末路
    https://youtu.be/w7yjoqY-VdY

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