第386話 SONをとりもどせ!!
※今回、性的表現を含みます。苦手な方は飛ばしてください。
また、北斗の拳ネタも含みます。北斗の拳ファンの方も不快に思われるのなら飛ばす事を推奨します。
談話室を出た俺は風呂場へと向かう。とは言っても、新しく建てた温室付きの露天風呂の方ではなく、前からあった城内にある風呂場の方だ。なぜなら、今マイSONはあの忌まわしい特級呪物のような封印状態にあるので、前に一度入りに行ったら、同席した者たちが、俺から目を逸らし、よそよそしい対応をされたからである。
まぁ、笑われなかっただけマシとするか? いや、逆に笑ってもらった方がネタに出来るが、あの腫物の様な対応をされる方が、心に来るな…
そんな訳で、露天風呂の方に入りづらくなった俺は、以前の風呂場へと向かっているのである。まぁしかし、風呂に入るのが好きだから良い物の、クリスに触られたらなんでここまで、獣臭さが移るんだ?もしかして、クリスの奴、スカンクやカメムシみたい、臭い袋でも体内にあるのではなかろうか…
あのビアンに触らないでと言わしめるのはよっぽどだぞ…
そんな事を考えながら廊下を歩いていると、城の風呂場へと辿り着く。ここなら誰にも俺のマイSONを笑われる事もなく、俺自身も腫れもの扱いされない…
風呂に没頭する時は、誰にも邪魔されず、自由でなんというか救われてなきゃダメなのだ… 独りで静かで豊かで……
そして、俺は扉を開けて風呂場の中へと進む。
「あっ」
ぷるんっ♪
そこには風呂に入ろうとして、シャツを捲り上げておぱーいをぷるんともろ出しするミケの姿があった。
「あっ」
ミケの方も俺の存在に気が付いて、慌ててシャツを降ろそうとするが、そうは問屋が卸さない! 俺は新しく覚えた縮地であっという間におぱーいをぽろんしたミケに抱きつく。
ありがとう! ノブツナ爺さん! あんたのお陰で俺は縮地を覚える気になって、こうしておぱーいをぷるんしたミケを捕える事が出来た! ありがとう!
俺は心の中でノブツナ爺さんに礼をつげると、遠くのノブツナ爺さんがサムズアップで答えた様な気がする。
「さぁてっ! 今週のミケさんはぁ~♪」
爺さんへの礼を心の中で述べた後で、日曜日に放送する魚介さん一家の次回予告のような声を出しながら、おぱーいぷるん状態のミケを検分する。
「イ、イチロー…とりあえず、は、話し合うにゃ!」
俺に取り押さえられたミケはおぱーいを揺らして動揺しながら声を出す。
「うんうん、話し合いは必要だよな… お前、今まで鉄のブラとか鉄の貞操体を付けていたけど、自分で外せるなんて聞いてなかったぞ? 一体、どういうことか話し合いが必要だよな… まぁ、俺の場合は肉体言語になるけど…」
「ひぃーっ!」
俺の言葉の意味を理解して、ミケを毛を逆立てる。しかし、ミケのふわふわした白い毛は逆立っても気持ちよいので、俺の食指を刺激する
「まっ待つにゃ! イチローっ!」
ミケはそう懇願して来るが、待たないのが俺の流儀!
さわり…
「さわるにゃ!」
むにゅ♪
「揉むにゃっ!」
きゅっ♪
「あん…」
触ったり揉んだりしていた時は抵抗の声をあげていたミケであるが、乳首を摘まむと甘い声を出す。
その時、俺の全身に力が漲る!
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
まるで北方の拳のケンタロウの様に、気合の声を張り上げて、気をマイSONに集中させる。
ビリ…ビリビリビリッ!
音を立てて、俺のマイSONを特級呪物のように封印していた包帯が破け始める!
いわゆる、『テーレッテー!』状態である。言っておくがねるねるねるねの方ではない。
「ひぃっ! イチローッ! 何かお尻に当たってるにゃっ!」
「フハハハハハ! 何かだって? ナニに決まっているじゃないかっ! それに当ててんだよ!!」
俺は高笑いを上げながら、ミケを仰向きに床に押し付けて戦闘体勢に入っていく。
「にゃっ! イチロー… なんて、やらしい目をしているにゃ!」
「やらしさを背負った者だけがなしうる業… にゃんこ神拳最終奥義! 無想天昇!!」
※以降、状況描写については規約がございますので、書籍化出来るその日までお待ち頂き、今はイチローの心の中の替え歌で御勘弁願います。
「SONをとりもどせ!!」 歌アシヤ・イチロー
(デレデー デデデデーデーデデデ デーデーデーデデ)
YOU は CAT!
ミケで息子 満ちてくるぅー
YOU は CAT!
俺の息子 起きてくるぅー
熱い息子 包帯でつつんでもぉ~
今は無駄だよっ!
邪魔する布は 気合ひとつでぇビリリさー
YOU は CAT!(キャツキャツ エコー)
ミケで息子 熱くなるぅぅー
YOU は CAT!
俺の息子 熱くなるぅうぅー
お前求め みなぎる息子 今ぁぁ
熱く燃えてる!
全て致しっ 色々飛び散るぅナニがぁ~(あ~ コーラス)
俺との致しをする為 お前は脱ぎだしぃぃ~
にげぇ~ばを~ 見失たぁっ!
貞操つけた体を 見たくはないさぁぁ~
SONをぉ~ とりもどぉせぇえぇ~!!
(ずーん♪ ずーん♪ ずーん♪ ずーん♪ でれでーでれれでーん)
「はぁはぁはぁ…」
色々と疲れた俺はバタリと仰向けに寝そべる。
久々だったもので、調子に乗って抜かずに二桁近くやってしまった…
まぁ、前回の戦闘で気を失ってから、かれこれ五日足す四日で九日間も長期間の間、禁欲生活をしていたからな、仕方が無い…
しかも、ミケのふわふわの毛が気持ちいいのと、普段はよそよそしく俺を避けるミケが俺の腕の中で、甘くてとろけそうな嬌声が滅茶苦茶俺をそそらせた。
その上、ミケの体って、普段はのんびりしている様でも、やはり元は獣人なので、そこらを駆け巡ったり登ったりしているからプロポーションも良くて、でも張りがあって形のよいおぱーいをしているんだよな…
こんなミケと致しをして一度で止められる男がいるものか!いやない!(反語)
という訳で、俺は9日間溜め込んだ欲望をミケで吐き出した訳である。その結果、体を綺麗にする為に風呂に来たというのに、なんだか色々とべちょべちょになってしまった。
風呂に入って洗い流そうかと思って、体を起こそうとすると、先程までぐったりしていたはずのミケが潤んだ瞳で四つ足ですり寄ってくる。
「イチロー…」
ぺろ♪
甘えた声で出して、ミケは俺の頬をぺろりと舐める。
「おっ!」
俺の経験上、致した後の女は三つのパターンに分れる。
一つ、尻に敷こうとして、マウントを取るタイプ
二つ、恥ずかしがって、俺から逃げ隠れするタイプ
三つ、甘えてくるタイプだ
どうやら、ミケは三つ目の甘えてくるタイプのようだ。しかし、今までは俺から逃げ隠れしていたというのに、女にしてやった途端これとは… やはり猫っぽいな…でも、それがよい!!
「ん? どうした…ミケ…」
俺はミケの腰に腕を捲いて体を引き寄せる。
「ミケ…イチローの事…大好きになったにゃん…もっとイチローに愛して欲しいにゃん…」
そう言って、ぷるんぷるんのおぱーいを摺り寄せてくる。
(テーレッテー!)
おっと、またマイSONが臨戦態勢になった。
「ミケ、一緒に風呂に入りながら…するか?」
「にゃん♪ するにゃん♪」
俺はそう答えたミケを抱きかかえると、湯船で頭の中で今度は『TOUGH SON』を歌いながらミケとの第二ラウンドを繰り広げたのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます