スオミ、てことは、大隊長と塹壕の兵士たちはスロさんの同胞でしょうか?
人なら当たり前に願う安息を奪い去る、神様は何をしたいのでしょうね。兵器の差が何とも痛々しい……。
赫さんも優しい人ですね。英語、ハーフなんでしょうか。炎の使い方が、なるほどこういうのもアリか……と目から鱗でした。
全部を救えなくても、動かずにはいられない。そんな想いが見えるようなエピソードでした……^ ^
作者からの返信
コメントありがとうございます!
元々はこのカルヤラ地峡に住む民族だったので、スロと同じですね。大隊長は過去にスロと関わりがあった人でもあります。
彼らからすれば、神様の方が残虐で全てを奪った的のように感じるのかもしれません……
赫についても、しっかり見てくださって嬉しいです(鋭い…!!)。彼の出自については一部の最後と二部で明かされます。
傷口から血が出すぎて失血死しないために、焼く方法は止血法として実際にあります。荒療治ですが…
あまり目立たない赫の気持ちに寄り添っていただき、感謝です!
皆、勇者ですね…。
こちらは生身で命をかけているだけに、ハイテク無機物の残虐さが。
普通なら畑を耕したり、家畜を育てたり、商売をしながら幸せに暮らすべき人々が、武器を手に取らなければそれを取り戻す事ができない世界は非情。何故奪うのか、と。
人の情熱や勇気、気概、信念が、圧倒的不利を跳ね返してくれればと願うエピソードでした。
赫ノ助の力も強そうですね。
彼の言葉も刺さります。
作者からの返信
国の為に命をかけた名も残されない人達を書きました。彼らを勇者と呼んでいただきありがとうございます。
そうなんです。戦争何て気にもしていなかった人達が、住んでいた場所も暮らしも全て奪われて。そして立たされるのは最前線…、それでも譲れないからどんな不利な状況でも立ち向かっていく。
精神的な強さがこの人達の武器でもあります。
赫ノ助も、飄々として見えて優しくないフリもしてるけど、実は誰よりも痛みに敏感な優しい子です。
主人公たちの活躍の裏では、幾多の名もなき兵達が血と泥にまみれて戦っている。王道で燃える展開です。
この現実を前に、直たちはどう立ち向かってゆくのか、期待です。
そして、まさかの38式歩兵小銃!
確かに、互換性の問題をクリアすれば優秀な小銃ですが、まさかハイテク殺人兵器と戦うために使われるとは。
ストーリーも楽しみですが、次はどんな兵器が出てくるのかも楽しみです。
作者からの返信
綺麗事や理想だけでは戦っていけない、ケロッとして武器を振り回しているつもりでも、実は沢山の犠牲の上に成り立っているのも知っている…という回でした。
思い浮かべている時代のフィンランドの歩兵部隊が三八式歩兵銃を使っていたというのを見て…あれなら形が想像できるので出しました。
圧倒的に部が悪いので、本当に大隊がかわいそうという。
いつもありがとうございます!
傷口を焼き塞ぐとは……。
そうまでしないといけない戦場なんですけど、やっぱり痛々しいですね。
残酷な世界が嫌い。友人が傷つくのが許せない。
赫ノ助の強さと優しさが分かります。
作者からの返信
すめらぎ ひよこ さん
お忙しい中お読みいただき、コメントや星まで( ;∀;)本当にありがとうございます!
死なないを優先するために彼が取れる唯一の方法でした。血を失いすぎても、泥や他の人の血が混じっても、危険な場所なので……。
彼は結構繊細で、チャラけているし優しくないように見えてかなり優しいやつでもあります。
彼の強さも見つけていただき感謝です。