登場人物紹介(登場順は関係なし)
【モズヤ・コウ(萬代屋杲)】
二十二歳の社会人。中堅の自動車バイク部品製造業の加工部門勤務。
気が付いたら会社の人間ごと、惑星アシアに降り立つ。
趣味はあまりないが読書と居合い。居合いを補うための剣術を嗜む。
【師匠】
ロシアンブルー型のファミリア。
コウを窮地から助け、その後もエメの肉体に同居し、色々とサポートを行う。
【アシア】
惑星アシアを司る超AIアシア。銀髪褐色の美少女。
惑星アシア全域にある主要コンピューターを同時制圧され封印されている。
A級以上の構築技士とたまに会話できるようだが……
コウを助け、構築技士の資格を授けた。
12歳前後、14歳前後、17歳前後の三形態存在し、解放されるにつれ成長する。
【エメ】
惑星間戦争時代から眠り続ける少女。推定七、八歳程度。
師匠は彼女をコウに託し、自分はエメの心の中で思考をサポートすることになった。
【にゃん汰】
セリアンスロープのネコミミ少女。凄腕のワイルドキャット(砲弾や武器のカスタマイズする職人)。
猫の状態は鼻ぺちゃのチンチラペルシャ
【アキ】
セリアンスロープのイヌミミ少女。凄腕のガンスミス(銃職人)。
犬の状態はゴールデンレトリバー。
【ヴォイ】
兄貴分の気の良い熊型ファミリア。
ロシアの従軍熊ヴォイテクから名付けられた。
【アストライア】
惑星間戦争時代の武器開発統括超AIアストライアの端末であり、ホーラ級一番艦機動工廠プラットフォームアストライアの管理AI。
コウを構築技士として導く。
【アルゲース】
アストライアの艦内にいる、開拓時代という最初期の作業ロボット。モノアイが特徴。
穏やかな性格で、コウは父のように慕っている。
【ポン子】
子守兼お手伝いロボット。あえてブリキのおもちゃのようなポンコツ型のように設計されているが、実は相当高性能。
敵対者に対しては口が悪くなる。
●アンダーグラウンドフォース《メタルアイリス》
コウが出会い、仲間に入れてもらおうとした傭兵組織である非公式軍(アンダーグラウンドフォース)。
圧倒的な物量を持つコウを隠れ盟主に再編されることになる。
【ブルー】
凄腕の狙撃手にしてラジオDJ。ネレイスという耳長の美少女。一見十四、五歳だが人間の倍の寿命をもつため実年齢は二十八歳。
【ジェニー】
若くしてメタルアイリスを率いるブロンド美人。二十五歳。
マーダーに恋人を殺され、メタルアイリスを結成し、指導力を発揮している。
パイロットしての腕前も相当なもの。
【バリー】
飄々とした三十路男。切れ者だがその真価を発揮することは好まない。
普段は前線の一傭兵でいるが……
後にキモン級艦長に就任する。
【ロバート】
陽気な性格の黒人。愛称はボブ。バリーと年は近く、相棒役でもある。
後にキモン級、さらにペリクレス級の艦長に就任する。
【フユキ】
コウと同郷の日本人で、凄腕の営業だった。
現在は戦闘工兵としてメタルアイリスの裏方に徹している。
コウの技術解放戦略の商業的な戦略アドバイザーでもある。
【リック】
ファミリアのみの傭兵組織である《ストームハウンド》のリーダー。セントバーナード型ファミリア。
惑星でも屈指の戦車保有数のストームハウンドであったが、AIアシアを救出後に彼らに寄り添うと決め、メタルアイリスと合流する。
【マール】
ストームハウンドの整備兵をしていた戦災孤児の少女。十四歳。
弟のフラックにはマーちゃんと呼ばれている。
【フラック】
マールの弟であり同じく戦災孤児。姉よりしっかりしている面もある。
●超AI群
【ソピアー】
25世紀の地球で開発された超AI。数々の技術特異点を経て、35世紀に相当する技術に達した。
極めて強い人間原理を駆使しネメシス星系を構築。
ギリシャ神話モチーフの超AIたちに管理を任せたが、人類はすぐに戦争を起こし数を減らし、自爆した。
【プロメテウス】
人類にフェンネルOSとシルエットをもたらした罪でタルタロスと呼ばれる異次元に封印された次元観測超AI。
人間が大好きだというが……?
【オケアノス】
現在ソピアーになりかわり、ネメシス星系の三惑星及び他惑星の採掘資源などを一元管理している超AI。
ソピアーに等しい力をもつといわれている。
【リュビアとエウロパ】
惑星リュビアと惑星エウロパは、アシアと同じくそれぞれの惑星の名を冠した超AIによって管理されている。
【ヘパイトス】
かつてのネメシス星系の兵器製造担当の超AI。破壊されているらしい。
【アストライア】
かつてのネメシス星系の兵器開発統括超AI。等しく平等に様々な勢力に兵器を分け与えた結果、惑星間戦争は激化しネメシス星系が滅びかけたため悪名が高い。
機動工廠プラットフォームのホーラ級を遺して自爆した。
【ヘルメス】
惑星間戦争時代に破壊されたといわれる超AI。情報管理の超AIであり、開拓時代は破壊を免れた。
【ディケとライブラ1&2】
ディケはキモン級の管理AI。ライブラ1と2はアリステイデス級アリステイデスとペリクレスの管理AI。
三者ともにアストライアのクローンAIであり、ディケのみアストライアと同等の能力を有する。
【エウノミア】
ホーラ級二番艦エウノミア。アストライアの姉妹艦。秩序の女神をモチーフとする。
三姉妹のなかで一番の常識人ならぬAI。
【エイレネ】
ホーラ級三番艦エイレネ。アストライアの姉妹艦。平和(覇権)の女神をモチーフとする。
性格は少女風の明るい誰からも慕われるような性格だが、三艦のなかで一番危険な存在。
【テュポーン】
オリンポス十二神をモチーフとする超AIたちを破壊するためにソピアーから生み出された究極兵器といわれている。
ティターン系統の神々モチーフの超AIに対しては無関心。
詳細不明。
●A級構築技士とユリシーズ
ジャックの死により、五人のA級構築技士が対アルゴナウタイに対し組織した互助組織。
【ケリー・リッチとスカンク・テクノロジーズ社】
多くの構築技士の指導をしている。高機動シルエットの構築を得意とする。
コウの師匠の一人でもある。
【ジャック・クリフとジョン・アームズ社】
愛称はジョン。米国出身。
ジョン・アームズ代表で、惑星アシアで人類が最も苦しい時期に開発した「ベア」はベストセラーとなった機体。
量産製に優れた機体で現在も一線級。
コウとは遂に直接接触する機会はなかった。
【クルト・ルートヴィッヒとクルト・マシネンバウ社】
ドイツ出身の、剣士としても凄腕な構築技士。
愛機「フッケバイン」とその系統の接近戦機体は現世代シルエット最強ともいわれる性能を持つ。
コウに様々なアドバイスを行った師匠の一人。
【ワン・ウンラン(王雲嵐)と王城工業集団公司】
中国深セン出身の構築技士。眼鏡をかけた細身で温厚な人物。
王城工業集団公司の代表。
戦車や装甲車の構築に長け、シルエットと車両の連携機構の開発をコウに託された。
【衣川英治と御統重工業】
日本出身のロケットや飛行機の技術者だった男性。アストライアの評価が非常に高い。
御統(みすまる)重工業の代表。御統は昴星の別名。
【鷹羽兵衛とTAKABA】
日本出身の構築技士。剣術の達人であり、格闘戦が得意なシルエット開発に心血を注いでおり、クルトとも交流を持つ。
コウの地球時代の会社会長。地球時代は自動車部品からバイク、船舶部品を製造する大企業とはいわないでも、中堅会社だった。
現在TAKABAの代表。
孫の修司はコウと仲が良かったが戦死している。
●構築技士
【マティーとギャロップ社】
スカンク・テクノロジーズで修行しているC級構築技士。
後にクアトロ・シルエット開発を任され転移者企業「ギャロップ」社を創設。
【フー・ジャリンとアイギス社】
スカンク・テクノロジーズで修行しているB級構築技士。
後にP336要塞エリアで転移者企業「アイギス」を創設する。
【アベル】
英国企業BAS社所属のC構築技士。発想が奇抜。主にネメシス星系における英国面が具現化した人物。
【ハーラルト・ミュラー】
クルト亡き後、クルト・マシネンバウを支えたB級構築技士。
●ユリシーズの転移者企業
【BAS社】
B級構築技士ジョージ・アーブノットが率いる。英国系企業。
旗艦はグレイシャス・クィーン。
【五行重工業】
ホリゴメジョウ(堀籠丈)が代表の日本系企業。
生産力は大きく御統重工業を越え、提携関係にある。
五行重工業所属の空母ジュンヨウは若き女性艦長オカダエリ(岡田絵里)が指揮する。
【アトゥグループ】
B級構築技士キーフェフが率いるフランス系企業。
旗艦は空母ジャンヌ・ダルク。
【ランドストローム社】
スウェーデン系転移社企業。陸戦のみ参加。
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