第一話 異世界といえば美少女でしょ!

起きるとそこは路地裏だった。

「え、え、えぇぇぇ!!」

ケモ耳の人や、エルフ耳の人がいる。

「まじでここ異世界っ!?」

とりあえず能力目視で自分の能力でも見るか。

え、なにこれ?

武力18とか終わってんな。

他は、、、

知力73、財力86、人望91、統率87、魔力71、野心50

こりゃ、武力以外はそこそこ良さそうだな。

とりあえず、表に出るか。

そこで歩いていると、男の人にぶつかった。

額に傷、ガタイは良く、武力を見ると、68と書いてあった。

「ひいぃぃぃぃ、ごめんなさいぃぃぃぃ。」

「え、あ、あの、ごめんなさ、、、」

走って逃げる。

そうするとまた他の人にぶつかった。

見てみるとかぶりものをかぶった女の人だった。

「少し私を隠してもらえませんか?」

「あ、あぁ。」

とりあえずそう返事をする。

するとそのあと、強そうな男達が走っていった。

「ありがとうございます、何かお礼でも、、、」

「ありがたい話なんですけど」

グゥゥゥゥ

腹が鳴った。自分でもわかるくらい顔が真っ赤になった。

「あの、食事でもどうですか?」

「は、はい。」

うぅぅ、恥ずかしい、、、


お食事処に入り、おすすめというのを頼み食べる。

見た目は紫でなんかグロいけど味はいける。

「これはなんですか?」

英語の教科書にありそうな例文のような質問をすると、

「これは、スライムのクリーム煮です。」

一瞬吐き出しそうになる。

「だっ、大丈夫ですか?」

「は、はい」

「この世界ではスライムを食べるんですね。」

「なに冗談を、常識じゃないですか。」

えっ?

「もしかしてなにも知らないんですか?」

「ええ、お恥ずかしながら。」

はぁ、恥ずかしい。

「じゃあ私が教えましょうか?」

「いいんですか?ありがとうございます。」

頭を下げると、

「あ、私ミリアと言います。タメ口でどうぞ。」

「あ、あぁ、俺は佐藤豊です。」

「じゃあ、豊かですね。よろしく。」

あ、可愛い。思わず頬が緩む。

「この世界はエバーセンドと呼ばれています。

人間、妖精、獣人、ドワーフ、巨人族など多くの種族がいます。

ちなみに、あなたも私も人間です。

そして国から出ると、魔物達がうじゃうじゃいます。奴らから国を守るのは冒険者と呼ばれています。冒険者はギルドというのを作り集団で魔物達を退治します。

魔物にも王がいるらしいですよ。」

へぇ、そうなのか。

「豊さん今日どこで寝るんですか?

よければうちは部屋が余ってるので、うちに泊まっていきますか?」

ありがたすぎる

「ありがとー。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る