2日目、ムカデをガスバーナーで炙れるか?
まいどコジカです。
じゃ、令和農民の2回目はコジカがこないだムカデをガスバーナーで炙ったハナシをしていきますねっ♪。
「え? ごめん、なんて?」
だから、ムカデをガスバーナーで炙ったハナシを。
「え。やだ、キモイ」
いやいやいやww
キモイとか言われてもww
むしろ「キモイ」って言った方がキモイっていうか。
田舎暮らしでムカデをガスバーナーで炙るとか日常だから。
「やだよそんな日常。ってか絶対ウソだよ」
いやいやいやいやww
ウソじゃないから。
虚実比率が9対1のこの日記の中において、ムカデガスバーナーは数少ない「実」のハナシだよ?
「え……マジでマジなの?」
マジマジのマジよ。
なんなら「本気」と書いて「マジ」と読ませてもいいよ。
「弱虫」とかいて「チンピラ」と読ませ、その後ろに「ペダル」ってつけてもいいから。
「ごめん。ちょっと何言ってるか分からない」
とにかくですよ、農業&古民家暮らしなんて虫とテラスハウスしてるようなもんですからね。
「テラハをなんだと思ってんだ」
蟲毒の壺。
「いっぺん怒られた方がいいよ」
はい。
とゆーわけでね。
昨今、都会生活はギッチギチで遊びが無さすぎて『田舎で暮らしの方が良いんじゃね?』って思ってる皆さん。
都市部に暮らし、そこの利便性を享受しまくりつつも、満員電車や窮屈な職場、そこの人間関係から逃げだして田舎へと移り住みたいと考えているそこのアナタ。
アナタに問いたい。
夜中に突然、家の中に出現した25cm級のムカデをラジオペンチでハッシと掴み、そのまま間髪入れずに外に持ち出して、手近にあったカセットボンベ式ガスバーナーで、満遍なく炙る覚悟はおありですか? と。
「満遍ない必要はあるの?」
なんならムカデを炙った瞬間、ちょっと肉の焼ける「美味しそうな匂い」がしたことまで含めて、これを『田舎暮らし』として受け入れられますか? っちゅうことですよ。
「やだよ。ってか、それ極論。あとムカデ炙って美味しそうとか言わないで」
ドラゴンボールの初期の頃、悟空もムカデ食べてたじゃん。
天鏡のアルデラミンのイクタも。
「2次元のハナシでしょ」
なんでしょうねー。
タンパク質の焼ける匂いなのかな?
なんとも食欲をそそられる香ばしい感じでねー……。
「え? まさかとは思うけど……食べたの?」
……うふふふふふふ。
「いやいやいや! 食べてないよね? さすがに食べてはいないよねっ⁉ ムカデ食べてはいないんだよねっ⁉」
コリコリした感じがクセに……。
「やだやだやだやだやだやだやだやだ―――っ!!」
いやー、でもね。
実際にコジカの近辺でも、そういった類いのハナシは増えてるワケですよー。
「はぁっ⁉ ムカデ食が⁉」
なに言ってんですか。
田舎へ移住するってハナシがですよ。
「ムカデは? ムカデの結末はどこ行ったの?」
ムカデムカデ騒がないで下さいよ。
ちゃんと今度出てきたらアナタの分まで残しておいてあげますから。
「絶対いらねぇえええっ!」
はいはい。
で、ハナシ戻しますけど。
ってかそろそろ〆ますけど。
「マイペースにも程があんだろ……」
それにしても増えてますよねー。
会社ごと東京から田舎に移転だー、とか。
ワーケーション? やらで田舎で悠々自適に働いちゃおうぜー、とか。
「コロナが影響してるってのもあるからね」
そうですねぃ。
つい先日には、都市部に住んでいたコジカ20年来の友人も、とうとう家族で移住してきましたから。
「へぇ、それは思い切ったね」
おうおう、世は、時代は、揺れて動いておりますなぁ、ってな感じですよホント。
こーゆーのに対してまぁ、さまざまなお立場の方々の色々なご意見おありでしょうが、コジカ的には概ね『いいんじゃね?』っていうスタンスでごぜえやす。
「あっさりしてるのね」
だって、そもそもコジカ自身が移住者だし。
「だね」
過疎ってる地域からすれば人が流入してくるのは、土地の人にとってなんやかんやでメリットの方が大きいはずですし。
「多少は衝突もあるみたいだけどね」
でもまぁ、ぶっちゃけ、こんなん『流行』でしょうから、5年くらいしたら「やっぱり都会の方が良いよね!」って言って、みんな都市部に引き上げていきそうな気もしますし。
「あーね」
『憧れの田舎暮らし』と現実のギャップに落胆するってのもまぁ、ホントよくあるハナシで。
ムカデをガスバーナーで炙るってハナシも、その一つなわけですよ。
「そこに繋げるのか」
ムカデだけじゃないですよ?
G、大ナメクジ、ヘリコプターみたいな羽音のスズメバチ……
田舎の日々っちゃ、こういったクリーチャーたちとの飽くなき闘い、いやさ共生ですから。
「場所によっては……そんな田舎ばかりじゃないと信じたい……」
ムカデとの共生マストな田舎暮らし♪
アナタもそんな素敵な日々を過疎地で楽しんでみませんかっ♪
「もっと言い方考えろ」
そんなコジカは皆さんの田舎への移住を応援しています。
ではまた!
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