「令和農民のコジカは田舎で古民家DIYなどして心穏やかに暮らしたい(欲を言えばほんのちょっとの大金とお酒をいくら飲んでも大丈夫な身体を手に入れてSNSでそれなりにバズってもみたい)」

第八のコジカ

1日目、用法・用量を正しく間違ってお読みください

 麗らかな春でも爽やかな風が心地よい初夏でもなく例年より20日も早い梅雨入りでもはやジトジトぬれぬれのTシャツ汗ベットリでキーーーッ!! な感が絶えない日々ですが皆様いかがお過ごしですか?


 私?

 私は静かにトチ狂っています。


 はい、どうも。

 最近は古民家DIYとかしちゃってる系の令和農民、第八のコジカです。


 ヒギィイイイイイイイイイイイイイイイッ!


 お約束で荒ぶってみましたがなにか?


 さて。

 なんか書き始めちゃいました。

 全然小説とかじゃないです。

 かと言ってエッセイってわけでもなし。


 強いて言えば日記?

 そうコジカの日々を雑に綴った「日記」みたいなもんです。


「いやいやwwなんでそんなもの書くのよ?」


 書きたくなったからです。


「書くのも読むのも時間のムダじゃね? ムダ乙」


 ムダではありません。

 ムダと思った時点でそこで試合終了です。

 ムダだと思わなければムダにはならないのです。

 敵役にムダムダムダムダムダァーッ!! って言われた主人公がムダになったことがあったでしょうか?

 いや、ない。


「じゃーなんなの? なんか有益なの? なんかの役に立つの? コレww」


 そうは言ってません。


「ファーッwwじゃ、やっぱりム……」


 ムダじゃねぇって言ってんだろがゴルァアアアッ!!


「……」


 すいません。

 つい語尾を荒げてしまって。

 でも、あなたもいけないんですよ? 人がせっかくやろうとしていることに心無くムダムダ言ったんですから。


「いや、だって……」


 だってもヘチマもゴーヤもズッキーニもありません。


「ズ、ズッキーニ?」


 謝ってください。


「は?」


 ホラ早く!


「いや何に? ってか、なんでよ?」


 ムダに傷付けられた私の心に謝れと言ってるんです。あと「ズ」を1回どもられたズッキーニにも!


「ええ?」


 ホラ! こうやって深々と頭を下げて! 地面に額をこすりつけるようにっ!


「やめっ! 放せよ! なんでそんな……だって、おかしいよ!おかしいでしょこんなのっ!!」


 おかしくなんかないっ!

 おかしいのはむしろあんたの頭だっ!


「た、助けてっ! 誰か助けてぇええっ」


 うえへへへへへへ!

 叫んでもムダだ!

 誰も助けになんか来ねえよ!


「そんなっ! 誰か! 誰かーっ!!」


 バカな奴だ。

 まだ、分からないのか?


「えっ……?」


 ここに、この世界には、私たちの他に「誰」も居やしないんだよ……。


「!」


 だってここは……コジカの小宇宙、コジカの妄想の世界なのだから。


「そんな! じゃ、俺も……いやお前も……?」


 そうさ。

 俺がお前でお前が俺で……。


 俺、俺、お前、お前、俺、お前、俺、お前、俺、お前、スタートボタンさ。


「そんなコ○ミコマンドみたいな……」


 つまりは俺即お前、人類皆コジカさ。

 さみしいさみしい一人芝居の一人相撲さ。

 コジカ補完計画さ。


「サヨウナラ。全てのコジカゲリヲン」


 でもこれで分かったろ?

 ムダなんかじゃないんだ。

 必要なことなんだ。


「ああ、分かったよ。これは……」


 そう。

 これは「遊び」だ。

 必要な「遊び」なんだ。

 コジカがコジカであるための!


「ピンと張り詰めてばかりいたら、丈夫な鋼鉄製のワイヤーだってすぐに切れてしまうものね。たわむことの出来る遊びがなくちゃ」


 その通り。

 いわんやキレやすい現代の若者なら、さ。


「お前、いや俺たちって中年じゃね?」


 ま、それは置いといて、だ。


 ってなわけで、何かを間違って、うっかりいまこの文章を読んでしまっているそこのアナタ。


 そう!

 アナタですよ、アナタ!


 こんな感じでコジカの日々っつうか妄想っつうか独り言みたいなのを書き散らかしていきますので、よろしければまぁ、エタるまでお付き合い下さい。


「まとめるの雑か。ってか下手か。あとエタるって言うな」


 ま、読み飛ばしながら忘れてください。

 いやまぁ自然と頭に残らないと思いますけど。

 とにかく覚えるのダメ、ゼッタイ。

 脳味噌のリソース。

 略して「脳ミソース」勿体無いですからね。

 ダメですよ、こんな文章に脳ミソース使っちゃ。マジでムダだから。


「いま自分でムダって言わなかった!?」


 はい。

 ってなわけで。


 ここでお贈りするのは虚実ない混ぜのコジカの「日常」です。


 コジカの日々のあんなこんなや、あんあん!な、こぉん、やぁんっ! らめぇえええええっ!!を、お贈りするつもりです。


 虚実の比率は、そうですね……場合によって異なりますが、おおむね「虚9:実1」くらいでいこうと思ってます。


 要するにほぼ「ウソ」ですね。


 ええ、ええ、赤裸々に嘘を綴っていこうと思ってます。


 ゆめゆめここに書いてある事をなんぞを「農家の日常」だと鵜呑みになさいませんよう。


 コジカLIFEを引き合いに


「こぉーんなテキトーな感じで農業やってけるなら、俺でもヨユーだよなぁ~ww 俺も農家になろっかなぁ~」


 とか考えて、勢いで新規就農したは良いけど3年しない間ににっちもさっちもいかなくなって生活が破綻し借金まみれになって心のバランスを崩した挙げ句『そうだ。インド行って本当の自分を見つけよう!』とか譫言のように繰り返して親類縁者から生ゴミを見るような視線を浴びせられてもコジカは一切合切の責任を取りませんどころか、そういった方を積極的に陰から見てほくそ笑んだりするので予めご了承ください。


「本当の自分探し」とか、いまでも若者はやってんですかね?


「うっせぇわ」の一言で蹴散らされそうですね。


 ってなわけで。

 淋しがり屋のコジカの遊び相手になってやってもいいぜ! っていう、心がマリアナ海溝のごとく広く深い方はまた読みに来てやってください。


 ではまた。

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