謎の空間①
作者の心配をしてくれた方ありがとう御座います。
死んでません安心してください。
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俺とイズの行動方針が決まってから、イズが見つけた謎の空間に俺達は向かっていた。
向かっている途中にイズに聞く。
「謎の空間ってなんだ?」
『謎の空間は謎の空間です。……詳しく言えば私の探査機能では詳細が分からない所、もっと詳しく言えば私が理解出来ない場所となります。』
イズが理解出来ない場所ってなんなんだ?
それと詳細が分からないってことは危険かも知れないってことだ。
………一応警戒だけはしておこう
一人で俺が考えているとイズに説明を付け加えられる。
『マスター、危険がないことは確かです。』
「なんでそんなことが分かるんだ?」
俺はイズのことが信じきれず思わず疑ってしまう。
……ダメだ、疑心暗鬼になってる……イズは味方だ それは信じよう。
俺は自己嫌悪に陥る
『マスター自分を責めないでください。あんなことがあったんですから当然です』
……そう、か。
『そうです。』
イズに励まされ心が少し晴れた気がした。
「ありがとうなイズ 君が居てくれて本当に助かってる」
俺は心から思っていることを口をする。
『………はい』
言葉では素っ気ないがちゃんと照れた感情が伝わってくる。
あまりにも分かりやすい反応で俺は思わず笑みを溢す。
一度イズは照れ隠しをするかのように咳払いをし、言葉を続ける。
『そ、それで……着きましたよ!』
わざとらしく大きな声を出す。
また笑ってしまいそうだが………堪える。
………堪えたぞ?
イズから鋭い目で見られてるような気がするが………気にしないようにしよう!
「よしっ!」
両手で頬を叩き、これから入る謎の空間について気合いをいれる。
謎の空間……どんな所だ?
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