第5話

「そんなことはないの...」


「気持ちよく歌ってるところ、お邪魔して悪いな、とは思ってるんだけどさ...」


そんな事を髪の毛をいじりながら

四人の中で1番ド派手な金髪ギャルが。

その、俺はあんまり美容のことは詳しくないのだが、インナーカラーとでも言うのか?

ピンク色の髪の毛も2束ほど混じっており、

そのうちの一つの束を右手の人差し指でくるくるさせながら、俺に向かって言った。


ん?なんだ?

意図的に入って来たのか...?


それにしても。


美女ギャルが四人も入って来たら、

個室が狭く感じ、しかもな。

四人ともスタイル抜群でいい女だから、

俺はたじたじになってた。


もうな。



俺がいた元バンドの首謀者であり、幼馴染の林ユーコも美少女ではあるが。


あんまり比べてはいけないとは

思うんだが。


俺の主観が言ってる。


ユーコより、四人の方がスタイルいいし、

性格良さげな顔立ちといい、

いい女...!!




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