第4話

「こーなったらな!マジで頭にきたから歌いまくってやる...!」


俺は一人、個室を占領し、

オハコな曲を設定して、マイクを握った。

何度も歌っており、自分的に大好きな曲。

つい先程、バンドの脱退を宣告され、

ムシャクシャしていたが、

曲を聞いたらどうでも良くなった。

そんくらい、俺ってば、その曲と歌うことが大好きらしい。


さて。


暫く、1番を歌いおわり、さて、そろそろ

2番に突入というところで、思わぬ事件が起きた。


え...


俺は歌うのをやめた。


な、何が起きている...!?


個室にぞろぞろと美女ギャル四人が入って来たのだ。


「あのー、部屋間違えてますよ?」


そう言うのが精一杯だった。




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