『夏休みの初日』

 7月27日(火)。

 待ちに待った夏休みがやってきた。

 夏の暑さよりも熱い夏が始まろうとしていた。

 夏休みの計画を改めて固まるために、俺たちはファミレスに集まっていた。


「夏休みが〜来た〜!」


 真美のテンションがいつにも増して高いのは言うまでもないだろ。

 真美の隣に座っている歩も、対面に座っている俺も姫香も、もちろんテンションが上がっていた。 

 

「夏にできる青春ぽいことやりまくるぞ〜!」

「だな〜」

「ですね」

「うん」


 各々返事をして、話し合いが始まった。


「夏といったらやっぱり花火だよね〜」

「そうだな〜。それは、欠かせないよな」

「花火いいですね!」

「じゃあ、花火は決まりね!それから、海とかプールにも行きたいよね〜。今年の夏は暑いし」


 真美の言う通り、今年の夏は暑かった。

 例年よりも平均気温が2〜3℃高いらしい。

 

「プールもいいですね!水着買わなきゃです」

「姫香ちゃん。今度一緒に買いに行こうよ〜」

「そうですね。行きましょう」

「やった!」

「翔君はどんな水着がいいですか?」


 姫香がこっそりと耳打ちでそう言ってきた。

 きっと、姫香ならどんな水着を着ても似合うだろうな。

 俺は自分の頭の中で姫香の水着ファッションショーをした。


「姫香が着たい水着を買えばいいと思うぞ」

「むぅ〜。翔君が見たい水着を着たいのです」

「そ、そうは言われてもな・・・・・・」

「分かりました。真美さんと水着買いに行くときに写真を送るので、その中から選んでください」

「わ、分かった」


 俺が頷くと姫香は嬉しそうに笑った。


「なになに〜。なんの相談してるの?」

「秘密です」

「えー」

「後は何しましょうか?」

「あー!話変えたなー。まぁいいけど。そうだね〜。アイスとかも一緒に食べたいな〜」

「いいですね!」


 4人で夏休みにやりたいことを決め終えて、それぞれの帰路についた。


☆☆☆

夏休み編スタートします!

1日何本投稿になるか分かんないですけど、とりあえず1〜3で考えてます!

投稿し次第Twitterにてツイートするつもりです!

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【@kuga_kakuyomu】


また、よろしくお願いします✨

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