ミュージシャン脚注(登場順):参考にされてください
【作者より】
本作は、主人公がエレキギターを専門的に演奏するため、多くのミュージシャンの名前が登場します。メジャーな人物からマニアックな人物まで幅広く語られますので、どうぞ参考にされてください。
♦レッド・ツェッペリン(1968~1980)
ブリティッシュ三大ギタリストの一人ジミー・ペイジを中心として結成されたヘヴィメタルバンドの王者。ブルースを基盤とした重厚なサウンドで70年代音楽シーンを席捲した。1980年、ドラムのジョン・ボーナムの急死によって事実上解散。
♦ロバート・プラント(1948生)
レッド・ツェッペリンのボーカル。甘いマスクと搾り出すようなパワフルなボーカルで70年代のセックス・シンボルとなる。
♦ジェフ・ベック(1944生)
ブリティッシュ三大ギタリストの一人。1965年ブルースバンド、ヤードバーズに加入。以後、革新的なギターテクニックを数々と発案。そのテクニックが凝集された中期の名盤『ジェフ・ベック・グループ(通称オレンジ)』はロックギターの教科書として現在もなお世界中のギタリストたちの手本となっている。
♦オーティス・ラッシュ(1934生)
黒人ブルースマン。幾多の不幸と困難を乗り越え、寡作ながらも傑作アルバムを発表。孤高のブルースマンとして、世界中のブルースマン、ギタリストからリスペクトされている。左利き。
♦アルバート・キング(1923生)
黒人ブルースマン。巨人。早くからブルースにファンクの要素を取り入れ、その洗練されたサウンドはブルースのみならず、ロック界にも多大な影響を与えた。右仕様のギターを左で、しかもフィンガーピッキングで弾く特異な奏法はコピー不可能と言われ、エリック・クラプトンに「究極」と言わしめた。
♦ミスチル(ミスターチルドレン)
日本のロックバンド。1992年デビュー。代表曲『Tomorrow never knows』など。
♦チャー(1955生)
日本のロックギタリスト。本名、竹中尚人。ベンチャーズに触発され7歳よりギターを開始。1976年デビュー。以後、日本のロックを牽引。ブリティッシュ三大ギタリストを中心とした60年代後半から70年代のロックにこだわり、現在も頑固に追究し続けている。代表曲『Smoky』『からまわり』『All Around Me』など多数。
♦ピンク・クラウド(1982~1994)
チャーがセッション仲間のジョニー・吉長、ルイズ・ルイス・加部と結成したロックバンド。日本のトリオ・ロックの最高峰として評価されている。
♦ジミ・ヘンドリックス(1942生)
黒人ロックギタリスト。通称ジミヘン。1966年デビュー。1970年急死。常人の発想を遥かに超えたテクニックとパフォーマンスで、ギターの神様として今現在もなお世界中のギタリストに影響を与え続けている。
♦BB&A(1972~1974)
ベック・ボガード&アピスの略。レコード会社との契約により、ジェフ・ベックが短期間に結成した伝説的なロックバンド。スティーヴィー・ワンダーの『Superstition』などの名曲を大胆にアレンジし、ハードロックの手本として今もなお記憶に残る。
♦クール&ザ・ギャング
アメリカのソウル、ファンクバンド。1969年デビュー。洗練された印象的なリフはギタリストたちにも影響を与えた。
♦フレディ・キング(1934生)
黒人ブルースマン。最もギターの弾けるブルースマンと称され、南部の泥臭いブルースを都会的なモダンブルースへと昇華させた。エリック・クラプトンを始めとして、60年代のブルースロックのギタリストたちに最も影響を与えた。
♦マドンナ(1958生)
アメリカの女性歌手。1983年デビュー。十字架を背負うパフォーマンスが物議をかもした。
♦エリック・クラプトン(1945生)
ブリティッシュ三大ギタリストの一人。1963年ヤードバーズに加入。脱退後も数々のバンドを経て現在のソロに至るまで多くの名曲、名アルバム、名演奏を残す。世界一有名なロックギタリスト。
♦クリーム(1966~1969)
エリック・クラプトンがセッション仲間のジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーと結成したロックバンド。ブルースの名曲を強烈なロックのビートに乗せて甦らせ、後のハードロックに多大な影響を与えた。アルバム『クリームの素晴らしき世界』に収められた『クロスロード』は「この曲をコピー出来て一人前」と言われるほどギタリストたちのスタンダードとなっている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます