失恋とイジメ、非リア充の私がダブル克服！＠いったいどうやったの？。話すけどマネしないほうがいい！。

物語のあらすじ（少し長い作品になりそうなので）

主人公「私」は、私立浅越（あさごえ）高校の三年生で、演劇部の女子部員。近くに迫る文化祭に向け、練習に励む日々をすごす。

　浅越高校は元々は女子高。男子生徒は少ない。必然的に女子が男子の奪い合いとなる。その中でもズバ抜けて全校女子生徒の注目を集める美男子が浅倉。今度の文化祭の演劇で主役の二枚目を演じる予定。女子生徒のアイドルだ。しかし、誰も浅倉に手を出すことは出来ない。この学校を取り仕切っている女子生徒・西野の相棒八坂が狙っているからだ。西野に歯向かうと制裁が怖くて学校では生きていけない。まともに逆らえば、徹底的にイジメられる。みんな、びくびく戦戦恐恐の学園生活だ。文化祭はじわじわと近づく。

　そんなところへ大きな事件が起きた。文化祭本番が近づく差し迫ったとき、西野たちが演劇部の乗っ取りを画策してきたのだ。目的は浅倉である。突然の入部に戸惑う部員たち。でも手出しは出来ない。イジメが怖いからだ。やりたい放題の西野たち。こらえる部員。そして、緊張がピークに達したとき、ついに西野は浅倉の相手役のヒロインを退部に追いやり、八坂を浅倉の新ヒロインに据（す）えた。この事件を引き金に、「私」の、西野に挑（いど）む戦いが始まる。