人物。

 沢渡時雨(さわたり しぐれ)

 茶髪。茶色い目。高一(16)。身長165センチ

振り回されがちな性格で、「いつも通り」の毎日を過ごすことを日々の信条としている。しかし、ひょんなことから風花のお世話係になったことや、父と姉の死などによって「いつも通り」は最近崩れがち。風花のほかにも三人の友人がおり、特に志貴とはかなり古い付き合いで友人たちのことを大切に思っている。主に風花に振り回されがちだが、なんだかんだ言って日々の暮らしを楽しんでいる。

 面倒くさがりなところがある。運動は苦手ではないので、持久走のタイムを見た先生に誘われるまま陸上部に所属している。



陸道風花(りくどう ふうか)

アイスブルーのショートヘア。ダークグレイの目。高一(18)。身長167センチ。

 風来坊で、気ままな性格。一見能天気に見せかけているようで実は思慮深い性格なのか、本当は何も考えていないのかは謎。時雨のことをよく困らせてはいるが、喜ばせることにも長けている…はず。故人である光の友人であり、今は沢渡家の居候。時雨のことをどう思っているのかは謎だが、少なくとも大切には思っている。一定のところまでは、誰にでもフレンドリーに接するので男女問わず人気がある。幽霊になりがちだけど一応写真部に所属。


雨宮志貴(あまみや しき)

茶髪を雑に後ろで括っている。目は焦げ茶。ぶっきらぼうで優しい。高一。(16)。162センチ。

 面倒見がとてもいい。ので、主に女子に人気がある。成績はコツコツ勉強しているので悪くないが、社会だけがいつも致命的に悪い。運動が得意で、特に球技が好きなので球技大会では活躍する。短距離走は苦手。球技系の部活からの勧誘が多くて結局バレー部に入った。


 三澄弓弦(みすみ ゆづる)

黒髪ショート。眼は黒。

見ればいつも眠たげ。時には本当に眠っている。高一。(16)。154センチ。背が低いことを少し気にしている。大食いで無口。運動も勉強もそんなに好きじゃないが、最低限のレベルは出来る。絵を描くことや歌を歌うことが好き。コンテストに出品しては良い賞ばっか取ってくる美術部。よくヘッドホンを首にかけている。授業中寝てばかりなので、寝ていることを巧妙に隠す努力ばかりしている。雅ととても仲が良い。


葉月雅(はづき みやび)

黒髪ロング。目は茶色。

笑みが可愛らしい大和撫子。高一。(16)。173センチ。

背が高いことを気にしている。大きいのは背だけではない。出るところは出ていて引っ込むとこは引っ込んでいるというのは彼女のための言葉かもしれない。勉強の成績は優秀で、運動はド下手。でも、何故か走るのだけは速い。花を育てるのが好きな園芸部。おっとりしていて滅多には怒らない。弓弦ととても仲が良い。



香崎七緒(かさき ななお)

明るい茶髪。遺伝らしい。目は焦げ茶。

のんびりした口調の副会長。高一。(16)。157センチ。

なんというか飄々としている。時雨の腐れ縁。どこがとは言わないがまな板なことを少し気にしている。計算が得意で言語がたくさん話せる。いろいろなところに旅行に行ったりはしたらしいが、どうして覚えているのかは不明。時雨とは幼稚園の頃から一応関わりがある。時雨たちとは別のクラス。(3組)



沢渡一花(さわたり いちか)。

茶髪。茶色い目。

ほぼ喋らない時雨の母。(41)。159センチ。

しゃべらないけど表情がとても豊かで、京や時雨など近しい人とは普通に意思疎通をしている。めったに怒らない穏やかな性格だが、怒らせるととても怖いらしい。料理と裁縫が得意で、趣味はぬいぐるみ作り。



沢渡京(さわたり きょう)

茶髪。茶色い目。

ぬいぐるみがお友達。(22)。173センチ。

佐渡家の長女。大柄だけど小心者。妹が大好きなコミュ障。よくぬいぐるみと会話しており一花が作成したぬいぐるみはここに行き着く。時々彼女の自室からは、誰かと話す声や、叫び声が聞こえており、彼女の部屋のためにとうとう一花は防音材を買った。実は沢渡家で一番稼いでいるのかもしれない。



佐渡光(さわたり ひかる)

茶髪。茶色い目。170センチ。

故人。佐渡家の次女。時雨の2つ年上だった。

一家の中で一番尖った性格で、曲がったことが大嫌いな真っ直ぐな性格。

ロジックで考える人で数学が得意。なんだかんだ言って家族のことを大切にしていたし、きちんと理解されていた。死因はトラックに引かれたことによる事故死。



沢渡時矢(さわたり ときや)

茶髪。茶色い目。180センチ。

故人。大柄で紳士的な性格。ほかの二人とは少し違ってとがった性格だった光と仲が良く彼女の考え方に理解を示していた。もちろんほかの二人や一花とも仲が良く、家族と過ごす時間を大切にしていた。死因は、トラックに轢かれたことによる事故死。




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