嫌われものに送る詩

どんなことを言っても

何をしても

結局嫌われる


そんなことならいっそのこと

思ったらままに言って

感じるままに行動してやろうか

そしたらお前ら震え上がるぞ


でもやっぱり嫌われるの嫌だから

空気読んで合わせなきゃ


話を何パターンも先読みして

言葉を選んで笑顔も絶やさず

心にもないことをいって

誰にも気を許さず警戒して

合わせなきゃだめ


仲間ハズレにされちゃう

ひとりぼっちは耐えられない


でもいつもパターンは同じ

いつも嫌われる


理由はわからない

最善を尽くしているのに

相手やコミュニティが変わっても

繰り返されるこのパターン


アドラーの嫌われる勇気

ベストセラーだってよ

誰が読んでんだよ

どーせ上手くやれてる奴らだろ


世の中に絶対は

死ぬことしかない!

そう聞いた


百発百中

遅かれ早かれ絶対に

人に嫌われる


神的現象

才能と言ってもいいだろう


あーそのパターンからの

嫌われるやつね

なんて余裕まで出てきて

はいやっぱりねーなんて


これが慣れるということなのか

成長なのか進化なのか


どうせなら

嫌われない方向に変化したい


人は生まれながらに

必ず自分を助けてくれる

才能をもってこの世にくるという


自分にデフォルトで備わった

能力は嫌われるだった

ハズレ装備を使って

自分を強くする

最強の勇者に

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