このプロジェクト自体が、国家との「共存」
このプロジェクト自体が、国家との「共存」というものを目的としているのだから、そんなものはないのだという。そのために、このプロジェクトは存在しない。あくまで、国家は「存在」しているのだというだけの。
何が言いたいのかというと、国家が「支配下にあった」時代に入った瞬間、そのプログラムには国家との共存関係など存在しなくなるってこった。
しかし、そこの所がどうなのかというと、まあ、こんなところだろうという評価がある。
このことに関して言えば、「プロジェクト」と言う言い方自体、それ以外の方法によって説明が出来ないから「プロジェクト」という言葉を用いれて使っているということだ。「支配下にあった」とはどういう状態なのか、という点でも、「プロジェクト」の中での「支配」であると言える。つまり、それは「国家の支配」に置かれているということなのである。
つまり、このプロジェクト自体が国家に対して何らかの干渉を入れたことは事実ではない。従って、その「プロジェクト」自体に何らかの問題が出ているわけではない気がするのだ。
これによって、国家への干渉というものは取り払われてきた。しかし、その中で「私は何をしました」と主張する人間がいる。そんなものは「自分勝手」以外で取り返しがつかない。言うまでもなく、言う方がその立場を使うことに問題があるわけだ。ただの自分のエゴイズムなのだから、相手に迷惑をかけているだけでしかない。それをやられた側が黙って我慢しなければならないのか? というわけで、この問題についてはこれ以上語るつもりもない。
問題は、それが「支配者」と呼ばれる側の話だった場合だ。この場合、この国の社会では、ある特殊な行動原理が存在することになる。それが何か? と言うと……。
これは、「支配されていた者」、「支配した者」、両方の視点に立って考えてみる以外に方法はない。まず、前提として、「自分が支配者であった時」のことを考えてみる必要があると思う。自分が支配者であれば、どんな風に感じるだろうかということを想像してみたらいい。そしてその上で、自分は、支配者であり続けることは出来るか、どうかについて考えて欲しいのだ。そしてもう一つ、もしあなたが自分のことを支配者だと思えなければ…… その瞬間、あなたの国は終わりになるかもしれない。
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