第41話那月との買い物2
俺たちは那月の勧めでまず昼食を取ることにした。まあ昼食と言ってもいろいろだ。ここはまだできて新しい施設だ。結構大きめな施設でもあるおかげでいろいろなお店がある。
中華、洋食、和食なんでもござれな感じだった。
「なに食べようか?」ととりあえず希望があるかきいてみた。
「私はなんでもいいですけど」
「うーんそうだな。じゃあパスタとかどうだ?外で食べることあんまりないしいいんじゃないか?」
「そうね。そうしましょうか。」難なく決まったのでお店に向かうことにした。それにしてもほんとに人が多い.ちゃんとしてないとはぐれてしまうかもしれない多さだった。そんな時に那月が僕の手を取ってきた。
「どうしたんだ?」ときいてみたら
「この方がはぐれなくていいから安心で効率的。」まあそんなことだろうとおもったけど手を繋ぐのに効率的とは那月らしいとおもった。そんな時どこかで何か叩く音が聞こえたけど何かあったのかな?
「まあそうだな。とりあえずお店が混む前に行こうか」
となるべく早く行くことにした。
パスタの店に着いた時はまだ列もできてなくすぐに席に案内してくれた。
「よかったなあんまりまだ混んでなくて。」
「そうね。」
「じゃあ何か頼もうか。おれはー・・・ナポリタンにしようかな。」
「和樹は昔から好きねナポリタン。」
そんなことを那月は言ってきた。まあ中学の時は勉強の合間でよくファミレスに行っていた時に俺がよく頼んでいたからそれを覚えていたんだろうけど。
「よくそんなこと覚えていたな。」
「まあね。この人は子供っぽいなって。」
といい那月はわらった。
「ナポリタンは子供っぽくないぞ。そんな那月はなにを頼むんだ?」
「私はカルボナーラね。やはりこれが一番好き。」
「お前もいうて定番じゃないか。まあいいか注文しようぜ。」
注文が終えてきたパスタをお互いに食べながら次どこに行くか相談していた。
「次はやっぱり本屋か?それともどこか行くとこがあるのか?」と聞くと
「そうね。メインは本屋さんだけどせっかくきたんだから色々みてまわりたいわ.」となんだかいつもの那月とはうってかわった返答だった。いつもはどこか効率主義者なところがあるから一番に用事を済ませてそのまま帰るのかとおもっていたけど那月からウインドーショッピングがでてくるなんてな。
「なに?何か問題あるの?」
「いややっぱりお前も女だったんだなってな。」
「なにバカにしているの?」
「いやそんなことないさ。」と笑って返答した。なんだか癪にいっていない感じだったけどこれ以上いってはこなかった。
「まあそれじゃあ色々周りながら本屋を目指すか。」
「そうね。」
計画も立てたことだし俺たちはパスタを完食することにした。
なんだか今日は誰かに見られているような感じがするけどまあ那月が歩いていたらなんだか視線を感じるからそれだろうな。やはりこいつは歩いているだけで花があるな。
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まだまだ不慣れな連載ですが指摘などもあったらコメントしてくださいね。
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