第34話前夜
期末テストが次の日に迫った日に俺は那月と会う約束をしていた。
なんだか期末テストまで早かったような長かったような気分だがやっとこの張り詰めた感じから解放されるのかと思いながら那月と約束をしていた場所にむかった。
「和樹。ちゃんと勉強した?」と聞かれて
「もちろん!那月に今回は抜くために頑張ったよ。」というと
「じゃあいい。ちゃんと約束おぼえてる?」
「おぼえてるって。こっちから無理矢理持ちかけたんだ。まあお前が考える必要はないけどな。」というと那月は笑みを浮かべながら
「それは私のセリフ。私もいっぱいした。だから負けない。」
「結果が待ち遠しいな。」といいながら今日はせっかくなので一緒に帰ることにした。
「和樹。テストがおわったらまた一緒に勉強しよう。」
「ああそうだな。この件がおわったらまた一緒にしよう。」と約束をして別れていった。
家に着いたら玄関で神奈がまっていた。
「おにぃおかえり!」
「ああ。ただいま。どうしたんだこんなところで」ときいたら神奈はちょっと口を膨らませながら
「どうしてって!おにぃが明日私のために頑張ってくれるんだから心配してたの!ご飯できてるからたべるよ!」
「そうだったのか。ごめん心配かけて。ご飯ありがとうな!」といいリビングにむかった。用意されてきたのはカツだったなんてベタなと思いながらこれはこれで嬉しいとおもった。
テーブルにつき食べている時に
「おにぃ。明日は大丈夫なの?」と聞かれ
「あぁ!できるだけのことはやったよ。ちゃんと会長に謝らせてやるからな!」といったが神奈は反応がうすかった。なんだろう。神奈の中でそんなにおもってないのかな?
(そんなことより那月さんとの勝負に負けないようにっておもってるんだけど。)
「うん。ありがとう。ちゃんと一位とってね!」
「あぁ!まかせろ!」といい食事が終わり明日に備えて早々となることにした。
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