第17話那月side
この日私は友田くんの妹に頼まれて和樹くんをたきつける役をすることになっていた。
妹さんにはたきつけるだけでこれで無理だったとしても方法があるときいている。
その方法は後から聞かされた。まさかあの生徒会長を仲間に引き入れての作戦をやったと言う。しかもうまくいったらしい。
なんだか悔しくも私は思っていた。
昔は仲が良かったとは言わないが悪くはなかっただろうしいっしょによく勉強もしていた。
それだから私があそこまでいったんだからと思う私は傲慢なのだろうか。
まあ成功してくれてまた和樹くんがまた前を向いて勉強もやってくれると聞いた時は嬉しかった。またもしかしたら一緒にできるかもとわくわくしていた。
あそこまで言って断った和樹くんは多分私に一緒に勉強しようなんていってはこないかもしれないけど私は一緒に勉強して過ごしたいとおもっていた。この感情を私はまだライバルが欲しいだけとおもっていた。
「私から言ってみようかな。」とおもう。
そんなことをおもいながら勉強をしていた。
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