第15話神奈side
まさかここまでうまくいくとはおもってなかったなー。おにぃには少し悪い気もするけどこれもおにぃのためだからね。
昼休みに会長に頼んでおいた作戦を放課後やってもらった。この作戦とはもうわかってるかもしれないけど一応説明しようかな。
会長におにぃを悪く言ってもらいそこに私が食いつき言い争いをしてもらおうと言う作戦だった。最初は先輩ものりきではなかったけどやってるうちに結構のってきてるんじょないかっておもえるくらいの演技だった。
てかあれほんとに演技だよね?そうだよね。流石にあの優しい会長があんなこと思うとは思わないが結構迫真てきだった。まあその勢いにこっちものせられて泣きまで入れちゃった。そこまでするつもりはなかったけど。
不幸中のさいわいとはこのことだな。
おにぃがあいだに入って私を庇ってくれた時はめちゃくちゃドキドキしちゃったよー。
あの時は昔のおにぃみたいでかっこよかった。
しかも帰ってきてからも私のために謝らせてやるとか言ってもう私を悶えて死させる気なのとかおもっちゃったよ。
もう耐えられなかったからすぐに自分の部屋に戻って布団にくるまり足をバタバタさせちゃったよ。
まあ結果的に期末で1番を取ると言う勝負に乗ってくれてこれで1番になれなくたってこれをきっかけに少しでも昔に戻って前向きになってくれたらいいのになー。
そんなことを考えながら夜がふけていった。
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